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これから労災を申請する人へ

2021.05.28追記
この記事は削除しました。必要な方は、直接ご連絡ください。

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ぼくはNPOやソーシャルビジネスの支援を仕事にしているフリーランスで、岐阜県在住で、2児の父親で、現在31歳です。とある事情で(後述)、労災申請の手伝いをすることになった。申請にあたって非常に困ったことは、webで得られる情報がほぼ全てが弁護士のホームページかアフィリエイトブログで、「申請する側」に立った詳しい情報があまり見られないことだった。

実際に労災申請をやってみて、「自分が何を知らないかが分からない」というレベルで、知らない情報やサービスがあることに気付いた。また、申請作業や工程はかなり複雑で、「今後いつ、何をしなければいけないのかもわからない」という暗中模索が続いた。このケースでは、幸いにも、相談すべき人が見つかり、すべき準備を整えて、労災認定を得ることができた。

以上の理由より、この記事では、自分の体験談を踏まえて、「労災申請をする人」の目線で、必要な情報、誰に相談すればいいか、おおよそどんな行程になるのか、を伝えたい。N=1の限られた資料ではあるが、下記の「想定する対象」に該当し、「本件の特殊性」に関心のある人であれば、役に立つ情報が含まれていると思う。

なお、本記事では、既に公開されているもの以外の企業名・人名等の固有名詞は明らかにしないが、不特定多数への公開を避けるべき情報が含まれるため、有料記事とします。興味のある方、必要と思った方に読んでもらいたいです。

【もくじ】
・<事情>の説明

・労災発生前日まで
・労災発生当日〜リハビリ病院まで
・労災申請(1):誰に相談・依頼するか
・労災申請(2):どんな情報が必要か
・労災申請(3):2つの証明
・労災申請(4):認定されるまで
・所感:これからの労働と経営
・Q&A

【想定する対象】
・労働災害に遭った本人や、その家族
・労働環境や契約などの労働問題に関心がある人
・スタッフを雇用する経営者、起業家

【本件の特殊性】
・症状は脳出血
・企業側の協力が得られなかった
・勤務記録が入手できず、外出の多い職種であったこと
・労働者が経営層の一人でもあったこと

【文字数】
・有料部分 7362字

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