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激オシ本

西日本新聞(2022年1月15日)の読書欄。著作権を侵すかもしれないことを覚悟でご紹介します。
 
この新聞の読書欄は私とひどく相性が悪く、読んだ本や読みたいと思う本は、毎週殆どないに等しいのですが、その中でこの日、コヘレト書について最近目立つ出版の多いプロテスタントの小友聡氏と、これまた露出度の高まったカトリックの若松英輔氏との本が、一般の書店員の目に留ったという記事が。
 
聖書について知る機会のない人に、こうして「激オシ」と言わせるほどの伝わり方をしたということ、そこに魅力を覚えます。
 
事件を起こした高校生に、こんなふうに何かが届いていたら、きっと結果は違っていたはず。届けられなかった自分が悔しい。そして、それほどの悔しさを以て届けようとしていないキリスト教会のあり方があるとすれば、それもまた悔しい。
 
  絶望があるところに希望を、
  闇あるところに光を、(フランシスコの祈り)

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