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親と縁を切りたくて分籍しました

戸籍を抜けて、自分だけの戸籍を作りました!

「親との縁を切りたい」とずっと思ってまして。
法的に縁を切れる訳じゃないのも知ってますが、親の戸籍から抜けるメリットデメリットを考えた時に、サッサと抜けてしまおうと思ったんですね。
私の思い出として、そして今後分籍してみたいなと考えている方に向けて、記録に残しておこうと思います。


事前に戸籍謄本を取りましょう

市役所または区役所に行き、指定の受付へ行って申請書に必要事項を記入します。番号札を渡されるので、名前や家族構成に間違いがなければ指定の金額を支払い、受け取ります。


本籍と、戸籍の筆頭主の氏名・誕生日(和暦含む)を思い出しておきましょう

私は既に実家から引っ越していたため、本籍の番地(住所とは違うので、番地が異なる)、筆頭主の父親の誕生日が思い出せず苦労しました。

そのため書類の不備が生じてしまい、危うく受理がされないという事態になりそうでしたが、受付で軽く口頭質問に答えていくと通りました。セ~フ。

受付の方は既に戸籍謄本(答え)を持っていたので、
職員の方の前で両親の名前や兄弟の名前を漢字で答えたり、家族構成や誕生日を当てていったりと、クイズみたいで面白かったです。

なんとか無事に受け取った後、パラパラめくりました。
ずいぶん久しぶりに両親や再婚した父、兄弟の名前を見ましたが、寂しい気持ちは全然なかったです。みんなサヨナラ~抜けてやるぜ~って思いました。


18歳以上(成人済み)で戸籍の筆頭者じゃなければ誰でも分籍可能

「18歳以上で可能なのは分かるけど、戸籍の筆頭者じゃないって何だ?」
戸籍の筆頭者=その戸籍を作った大黒柱的存在のことです。
戸籍の筆頭者は私の場合「父親」だったので、私はどちらの条件もクリアしていました。


親の戸籍を抜けるメリット

結婚や離婚、名前の改名をしても親の戸籍には記載されない

もうこれに尽きます。
私が今後の人生で起こりうるライフステージの変化を親に知らせたくないので、メリットでしかないじゃん!と思いました。


自分だけの戸籍が出来上がる

自分だけの戸籍なので、本籍地を変えられますね。
さっそく今住んでいる住所に変えました。私だけの戸籍です。
「これからは家族を気にせず生活できるぞ~!」と余裕が生まれました。
今までも家族からの援助は特になかったので生活に特に変わりはありませんが、心身ともに軽くなった気持ちです。


分籍する際の注意点

18歳以上は分籍不可

成人していなければ、戸籍の筆頭主ではなくとも親の戸籍から抜けることはできません。

一度戸籍を分けると元に戻せない

やっぱり戻したいな…と思ってもできないそうです。
受付でも聞かれましたが、問題ないことを伝えると簡単に受理してくれました。
メリットのみを書きましたが、デメリットもあるのでよく考えてください。
それなりの覚悟を持って分籍しましょ。


あっという間に分籍完了

平日の、しかも金曜日です。
最寄りの市役所にて、わずか20〜30分くらいで手続き完了できました。
お仕事が早くて助かります。

再び書類で抜けてる箇所や注意点(抜けたら元に戻せないけど問題ないですか~)を教えていただき、今後の流れも丁寧に教えて頂き、トントンと分籍出来ちゃいました。


自己満足といわれても気にしない

そうして!ついに戸籍を抜けられました!
胸がス〜〜〜ッッキリしました!!
自己満足ですが、抜けてよかったです。
成人したらサッサと抜けてもよかったな。


大変めでたいので、帰りに牛タン食べてきました。
胃潰瘍の治療中だけど。無職ですけど。


スタバにノートパソコンを持って行って、新作のオペラフラペチーノまで飲んでこの記事を書いてます。
調子に乗ってますが、今日は徹底的に自分をたっぷり甘やかしちゃいます。
明日も、明後日も、これからもずっと、今まで頑張った自分を甘やかして生きます。
今日の自分も、あなたも、お疲れ様でした。
頑張った私を、あなたを労わりましょう。


おしまい

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