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落ち込んだ時は元気な人ではなく、〇〇な人に会う

僕は1月末にクビになり、全てを失った32歳のニート。

「1億円企業を作ってみたい」と夢を持ち、
4月に軽貨物運送の会社を起業するために頑張っています。

お世話になっている方から
「江ノ島へ行こう」と誘っていただきました。

色んな神様が祀られており、パワースポットとしても有名な場所です。

給与未払いもあり、相変わらず資金繰りには困っています。

前日までお財布様と度重なるミーティングを重ねました。

「ギリギリだがGO」
とサインが出たので行ってきました。


最近ちょっと落ち込み気味だった、たてはる。
でも、当日は遠足のようなワクワクした気持ちでした。

島の集合場所に着き、案内していただく女性とも合流。

!?
「とても綺麗な女性だぞ。。。」

ご年齢を聞くと、母とあまり変わらない。

「なぁ〜んだ、女神か」

旅のしおりには11ヶ所の祠へ行き、
神様へご挨拶の予定でした。

早速、集合場所に1人目の神様が居ました。

半分ほど回り終わった時に、休憩でカフェに入りました。

なんと僕は女神と同じ席に座り、こう言われました。

「あなた、もの凄く運が強いでしょ?
だから大丈夫よ」と。

見透かされたと同時に、なんだかホッとした自分がいました。

「大丈夫。きっと良くなる」
そう自分で思っていても、人から言われると全然違います。

証拠に僕はその言葉で元気になりました。

彼女はまさに、言葉を彩っている人でした。


実は、幕末に同じように考えていた人がいます。
良寛和尚(りょうかんおしょう)という人です。

非常に貧しかったのですが、
常に人には何かを贈りたいと思っている。

でも、お金や物は与えられない。
では自分に贈れるものは何か。

それは「言葉」である、というふうに言っていた人です。

彼は口から出る言葉を全て温かく、元気にするものと決めて生きました。

お金や物は、あげてしまうと無くなります。
でも、言葉は出してあげても無尽蔵にあります。

聖書の1ページ目に書いてあるのも
「初めに言葉ありき」です。

最近は言葉で人に温かくなってもらい、
元気にできていないなと気付きました。

目の前に座る女神から「彩られた言葉」という
とても温かい贈り物をいただきました。

僕はお金や物をあげられないけど、
言葉を彩って人を温かくするのはできる。

落ち込んだ時は、
言葉を彩っている人に会いに行こう。

目指せ、令和の良寛和尚。

それでは、また明日。

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