talow

作業療法士がお仕事・日常を通して作業療法哲学追求していきます。その哲学が誰かの生き方、…

talow

作業療法士がお仕事・日常を通して作業療法哲学追求していきます。その哲学が誰かの生き方、考え方の一助になればと思い、noteを始めてみました!

最近の記事

ソフトテニス✖️作業療法③

環境や物について 我々は当たり前の様にスポーツを行い、楽しんでいる。スポーツという枠の中にソフトテニスは存在する。 そして、人の行う作業は環境に依存する。一つの環境の中で作業を続けていくと、その環境に染まる作業がある。そんな体験を読者の皆様もした事がないだろうか。 要は当たり前のように行なっている事でも意外と環境を知らないという事。ソフトテニスを行っていく中で、気候によるボールの大きさ、跳ね、ラケットのテンションも微々たるものかもしれないが、確実に変化を生じると思う。

    • ソフトテニス✖️作業療法②

      ダブルスという構造、役割について ソフトテニスは基本的にはダブルスである。何となく振られた役割は後衛がゲームの組み立て、前衛が決定するという物であるが、本当にそうであるのか。 テニスという競技が他の競技と大きく異なる所は「失点をしない」事が求められるという事である。すなわち、前衛が決定する、前衛がポイントを取るという概念が覆る。 むしろ、前衛は自軍コートに球が入らないように邪魔をするという役割の方が的確な気がする。相手後衛の打つコースを消すといったポジショニングが求めら

      • ソフトテニス✖️作業療法①

        ソフトテニスについて考えたい‼︎ソフトテニスをもっと面白くしたい‼︎という友人の熱い要望に応える為、作業療法の視点で考えた友人とのやり取りの歴史を綴っていく。 起点は「一つのスポーツや一つの学問を専門家達のみで話していても発展が見込めないのではないか」という仮説から始まる。 むしろ、学問がスポーツに与える影響、スポーツが学問に与える相互力動の様な物が働き、互いに広い視野を獲得できる術になるのではないかと大きな期待値を抱えながら。 ここでは一つ一つ、その時に考え感じた事を

        • 何を話せば作業療法となるか

          勉強会に参加した。今回のテーマは『コロナ禍の作業療法』である。期待に胸踊らせた。 蓋を開けてみると想像したものと異なる世界が広がっていた。 皆が口を揃えて医療現場の感染対策を述べていたのだ。気持ちは理解出来るものであったし、非難の対象でもない。 でも、それは僕の中では当たり前の行為なのだ。感染対策の為、その広がりを防ぐのは医療人、もっと言えば人として当たり前に行うべき事である。 むしろ論点は制限された環境下で、今までの治療の振り返りをしたいという事が本音だ。改めて今の

        ソフトテニス✖️作業療法③

          作業療法は特別を作る仕事ではない

          『特別』なんと響きの良い言葉だろう。 しかし、『特別』は常時良い言葉と行為なのか。そこに疑問がある。 障害福祉において『特別』は良い行いにならない時もある。 居場所が良い例だ。 障害者の方、患者さんの居場所作りは難儀である。しかし、特別に居場所を提供してしまうと、いつまでたっても、その方は特別なままである。 障害者の方の障害の部分を強く捉えているからこそ、今までにない特別な場所を提供するのではないかと思う。 むしろ大切な事は今社会にある資源、埋もれている資源の利用

          作業療法は特別を作る仕事ではない

          普通×普通=異常!?って考えたら楽に情緒的にいられた件

          「普通だったら○○だよね!」「○○するのが普通だよ!」会話の中でよく耳にする言葉。そんな言葉が耳に届くと酷く落胆する。 普通という言葉は当たり前の様に汎用的に使用されているが、生きているフィールドが異なれば、価値基準や概念は異なるのはごく自然な事だと思う。 よって、普通とは「文化的環境や生活背景に依存する観念」だと理解している。これはラジオ配信でも表現してみた。 そう考えると、自己の普通は他者とは共有できない事が前提となってくる。 だからこそ、共有できた瞬間は感動する

          普通×普通=異常!?って考えたら楽に情緒的にいられた件

          自分探しは不要。今が自分だから。

          フォロワーも少ない状態だが、早速talowを前面に語っていこうと思う。厚かましさはさておき。ひとつよしなに。 ここ半年以内のある日の友人との会話である。この友人と話す事は自身の思考・生活・働くを洗練させる。彼のお陰で感情の味わいが深くなった。本当にそう思う。名をYという。(今後も彼はここに現れるだろう) Y「俺、高校の頃に友達にYっていつもそうだよねって言われるの何か違和感だったんだよね。俺は日々変わるのに」  この言葉は日々の自身の思考に直結するものであり、驚きと嬉し

          自分探しは不要。今が自分だから。

          斜めを好みます。はじめまして。

          talowです。note始めてました。初回は始めた経緯を綴っていきたいと思います。 唐突ではありますが、自分を一言で表すなら「何事も斜めを好む=僕」です。何かを始める時は必ずといってよいほど、抵抗が存在し、「本当にそうかな?」と疑惑を持つ事が前提なのです。 事柄の流行時には乗らず、流行が下火になると始めるといった所謂天邪鬼な要素が大きい自分が今までの僕。そして、今まではそういった抵抗感ある、天邪鬼な自分をむしろ格好良いとまで感じていました。 しかし、人生という時間経過の

          斜めを好みます。はじめまして。