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何を話せば作業療法となるか

勉強会に参加した。今回のテーマは『コロナ禍の作業療法』である。期待に胸踊らせた。

蓋を開けてみると想像したものと異なる世界が広がっていた。

皆が口を揃えて医療現場の感染対策を述べていたのだ。気持ちは理解出来るものであったし、非難の対象でもない。

でも、それは僕の中では当たり前の行為なのだ。感染対策の為、その広がりを防ぐのは医療人、もっと言えば人として当たり前に行うべき事である。

むしろ論点は制限された環境下で、今までの治療の振り返りをしたいという事が本音だ。改めて今の治療は適切なのか、その治療は余す事なく考えられたものなのかと。

集団療法や社会参加という言葉は汎用的に使用されるが、本当の意味を理解している人はどれくらいいるのだろう。本当に疑問である。


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