見出し画像

【レベル31】9月の読書メーター

こんばんは。

少し遅くなりましたが今回は月に一度の読書記録です。

9月はこんな本を読みました。

※約1,500字(目安時間:3分)の記事です。


9月の読書メーター

9月は3冊の本を読みました。

・小説 1冊
・ビジネス文書 2冊

これで2021年の累計読了冊数は22冊となりました。

大台の20冊を突破しました!!

①純喫茶トルンカ

舞台は谷根千の谷中銀座にあるレトロな純喫茶「トルンカ」。

このレトロな喫茶店には常連から一見さんまで様々なお客様が美味しいコーヒーを飲みにやってきます。

そんなトルンカの個性的なお客様それぞれのストーリーが短編で描かれている小説です。

どれも「過去・現在・未来」とか「別れ」のような重たいテーマにも関わらず、なんとも言えない素敵な雰囲気に心が温かくなります。

中でも私は「再会の街」という話が心にグッときました。

余命宣告を受けている不器用なおじさんがトルンカに通う中で、小さな幸せに出会います。

かつて全てを捨てて飛び出したこの町で、過去への後悔の念に苛まれながらもだんだんと心を開けるようになり、生きる希望を見つけ出すのです。

中々泣かせる話で、涙腺を強打してきます。

ブラックコーヒーが飲めなくても、こんな喫茶店が近所にあれば毎週通ってしまうかもしれません。

疲れた時に読みたくなる日常系の小説です。おすすめです。

②「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

文章力を鍛えたいという思いからこの本を読みました。

・一流のライター、作家、ジャーナリストの多くが身に着けている書き方のコツを1冊にまとめてみよう。

・『文章のコツ』として、多くのプロが大切にしているルールから順に、身に着けてもらおう。

上記のコンセプトに従って、文章術の名著「100冊」に共通して記されている重要なことをランキング形式にまとめた本となっています。

この本の特徴として、「多数の本がこう言っています。」と様々な本に共通して記載されている事実をならべています。

それにより筆者が各項目を主観ではなく客観的に捉えているため、「文章はこうやって書くのが一番だ。」のような押しつけがなく読みやすいと感じました。

いつの時代でも変わらず記されている共通のテクニックを知ることができ、大変勉強になりました。
(例えば、漢字と平仮名のバランスとか、1分の長さの目安は60文字など)

筆者の「書くことによって人生を豊かにしてほしい」という想いも素敵なのでぜひ「おわりに」を読んでからこの本を読んでほしいです。

③心を動かす 無敵の文章術

この本を選んだ理由は、読み手の心に少しでも何かを与えられるような書き方を学びたいと思ったからです。

ビジネス文書やメールでは「結論ファーストで短く」といったテクニックはあったものの、全体的にライトな内容で期待していたほどのものはあまり得られませんでした。

ただ、本文自体は読みやすく短時間で読み切ることができたため内容ではなく書き方から学ぶべきところは多いかも、と感じた1冊でした。

1つだけ納得した部分もありまして、それは文章のネタをメモに残す時のポイントについて。

ある事柄をメモに残すときに自分の感情も一緒に残しておくことで、文章化したときに文章に感情を込めることができる、と。

それが自分の文章の個性になる、という表現が印象に残っています。

メモを取る時に感情までメモを取るという習慣がなかったためこれはぜひ取り入れたいと思いました。

文章は声や映像ではなく、文字でしか伝えられないからこそ感情を込めるということを意識して書いていきたいですね。


以上が9月に読んだ本でした。
まだまだ残暑が続きますが、読書の秋の本選びの参考になりますと幸いです。

今週もお読みいただきありがとうございました。
スキ、コメント等リアクションお待ちしています!

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,766件

#振り返りnote

84,804件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?