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【10月AWAY街道最終節】横浜BC戦レビュー


開幕からAWAY3連戦(と間にホームでEASL)という悪魔的スケジュールの中、最後を飾る相手は昨季セミファイナルの相手”横浜ビー・コルセアーズ”!!(笑)

10/14・15に渋谷戦10/18は沖アリでEASLのホーム開幕戦非常にコンディショニングが難しい状況でまさかの難敵と対戦(;'∀')

まぁ渋谷同様シーズン序盤のうちで対戦するに越したことはない相手ですので、早速ですが白熱必須の一戦を振り返っていきます(^^)/





◇試合結果


●GAME1 横浜BC 89 - 66 琉球 LOOSE


●GAME2 横浜BC 70 - 88 琉球 WIN



◇リベンジに燃える相手の気迫に飲まれたG1


G1はもう語ることなんてありません(笑)

スタートから横浜のインサイドをカチカチに固めたDFで、キングス得意のペイントアタックを封じます。
パスコースを生み出せなくなったキングスは足が止まり、ハンドラー陣の無理矢理アタックからのパスをほとんどスティールされ、ターンオーバーを誘発されます(;´・ω・)

結果ボールムーブメントが起こることもなく、ローの個人技でなんとか得点をつなぐ状況が後半まで続きます…。

対する横浜は効果的なペイントアタックから45°付近とコーナー待機する須藤&キング開のコンビに3Pを許し、点差を大きく離されていきます。
あと個人的に好きなプレイヤーである新加入の”ジェロード・ユトフ”スクリーンピックからのポップ3Pを驚異の5/8で成功する大暴れ(笑)

この日の横浜は所謂シーズン中に2~3回はあるシュートタッチに恵まれた日だったかもしれませんね(…森井の謎ディープ3Pとかあったしそうであってくれ…)

正直なところ、今季からEASLが本格的にリーグ戦として発足していくのも踏まえれば、前例のない状況にチャレンジしているので言い訳の一つや二つぐらい言いたいこの頃(;^ω^)

ですがこの一戦に対して並々ならぬ気迫と集中力をもって挑んできた横浜が勝つべくして勝った試合であることに変わりません('ω')

桶さんも岸本もインタビューで語るようにまたもう一度”やるべきこと”の再確認が必要であったと思いますし、そこに気付かされた貴重な敗戦だと考えます( 一一)


もしこの試合でポジ要素があるとすれば、今村の河村くんさんに対するハードDF

スピードに着いていくのはもちろんのこと、徹底したハンドチェックからショットブロックまで成功させたのは半端なかったです>゜))))彡

G1ではスタートからローを河村くんさんにマッチアップさせ、試合を通じて気持ちよくプレーさせないようにしていましたが、ロー以外の選手でもある程度やれる証明になったと感じます✨

そしてこのDFG2にも繋がるポイントなんですよね…( ̄ー ̄)ニヤリ




◇チームの原点を再確認できたG2


G2は結論から申し上げますと、キングスの”アイデンティティー”を表現し勝利に繋がった価値のある一勝だったと思います。

この日はG1のプレー中に足を気にする素振りを見せていたロー左膝のコンディション不良により様子見。
キャプテン田代右足首のコンディション不良で同じく様子見となり、実質10人のロスターで戦うこととなりました('ω')

G1の敗戦から切り替えたキングスはスタートよりハードにDFを展開
ファイトオーバーで横浜を追いかけ回し、そこから生まれたパスミスを突いて、横浜のお株を奪うトランジションからの得点を決めまくりました!(^^)!
とにかく今村も岸本も小野DもADもAKもみな走る走る走る(笑)

前半を2桁リードで終えたキングスは、後半のスタートにおいてもDF/OF両面のインテンシティを高く保ったまま展開
ユトフや河村の得点で猛追を受けつつも、今村&岸本、ダーラムのインサイド等でコツコツ得点を重ね続け、最終スコアで18点差をつける完勝🌞

ちなみにG2ではローの欠場に伴いスタメンを変更
ハンドラーを増やすべく松脇に変えて今村を、河村くんさんをDFで抑えるべく小野Dを先発復帰。

さらにダーラムを4番に起用する事で、実質昨季の"先発とクロージングを任されたメンバー"の編成となり、それでゲームに入ったのが功を奏したと感じます😊



◇ゲームコントローラー岸本


G1は3Pを1本とフリースロー1本の計5得点に終えた岸本ですが、G2では効果的なペイントアタックやゲームコントロールにより、3P成功はなくとも勝利の立役者となりました✨

DFをタイトに当たり続けることで横浜のパスミスをスティールし、息つく暇もなくボールプッシュを仕掛けて今村との速攻からの得点を演出

さらには並里を彷彿とさせる”ビハインドフェイク”からジョシュ・スコットの上をいくフローターショットを決めました(笑)


そして3Qクロージングの場面ではコレ↓↓↓↓

24秒を目一杯使いつつもしっかりインサイドでかき回し、技ありシュートもきっちり決めきる。

う~ん渋い(^ω^)

4Qも同様にクロージングタイムで24秒きっちり使ってからのタマヨの3Pキング開への1on1仕掛けから計5得点を奪う活躍も魅せます✨
【さらにこの5得点に加え24秒×2=48秒も使ってまっせ(・∀・)】

年々ゲームメイクに対する判断力の進化には、日々震えるばかりです(笑)



◇ウチのエースはモノが違う


G2勝利の立役者のもう1人は我らが”今村佳太”🔥

ローが先発から外れたことに伴いハンドラーとしての役目を任され、見事なプレイメイクで勝利に導きました!(^^)!

特にトランジションの場面ではコート上の誰よりも速く駆け巡っていましたね(笑)


それでいてPnRを多用しDFとのズレを作り、難易度の高い”フェイダウェイ”シュートフェイクのパスでカークの得点を作ったりと、ゲームを支配している時間帯がありましたね(笑)
パスを覚えた流川みてぇだった

スコア21点アシスト、リバウンド共に5個ルーズボールにも果敢に飛び込んだりでG1は何だったんだよと(笑)

個人的にG1の時からですが河村に対してのDFをめちゃんこ評価していて、彼のスピード感に足を止めることなく着いていき、ショットブロックやミスを誘うハイプレッシャーDFが刺さり散らかしていたと思います✊

アジア大会で代表の中心人物として平均二桁得点を挙げた経験からか、明らかに面構えが違いますよね( ゚д゚)

なんならイケメン度マシマシですよええ(・∀・)

本人の目指す”圧倒的なプレイヤー”の姿にまた一歩近づいた、そんな横浜戦になったと感じます😊


琉球ゴールデンキングス公式サイトより



◇DF&スナイプで貢献


久々の先発復帰となった小野寺祥太(小野D)は、味方のパスから積極的な3Pを放ち、計2本を沈めてG1の迷いを払拭したアグレッシブさを魅せました👌

横浜からすれば小野Dのシュートは捨てる方向で守っているため、2本沈めただけでもプランを狂わすかなりの大仕事(^ω^)

地味に小野Dのクイックリリースすこ。癖になる(*´▽`*)

さらには渋谷戦G1では0得点ながら+/-値で”17”ポイントを記録したDF力で、河村を徹底マークしリズムに乗らせないようにしていたのはお見事でした👏

ちなみにこの日のゲームも+/-”15”を記録しているので、貢献度の高さが伺えます(;^ω^)

また、岸本&今村やダーラムとのケミストリーが昨季の時点で完成されているのもあり、ボールムーブの面でもスムーズに行っていた印象です。

小野DにはG2のように今後も3Pを積極的に打って欲しいですね(´ー`*
ダイジョウブ‼ハイルカラー!(byトムさん)



◇まちょの評価がうなぎ登り


まちょが頼りになりすぎてヤバイよヤバイよ(出川)

オープンのショット全部決めるしそれ全部欲しい場面だしステップバックミドルという妙技も繰り出すしetc,,,。口を開けばまちょの魅力しか出てこねぇッスよ(笑)

しかもDFではスピードとテクニックのあるユトフとオリバーにドライブを簡単にやられない謎外っぷり(;^ω^)

いい加減解説者も彼のとこをミスマッチと思うのやめようね~(^ω^)


琉球ゴールデンキングス公式サイトより


◇ハルク復活か!?


佐賀戦でも言及したダーラムのコンディション問題

どこか痛めているのか?プレーが変わったのか?と横浜G1まで色々勘ぐっていましたが、そんな心配を払拭するいつもの殺人ドライブとステップでインサイドを削るダーラムが戻ってきたと感じました💪

ローの欠場によりG2は先発で4番ポジション起用。
アップテンポなキングスのバスケを牽引し、ユトフとオリバーに対してフィジカルミスマッチが生じているため、徹底したポストアップからボールムーブを展開。

1Qからダーラムによるインサイドのミスマッチを突き続けられたのが、キーポイントの一つだったように感じます。

ローの欠場でスタート段階からダーラムを投入したことが結果的にいい方向へ転がったようにも見てとれました(´ー`*)ウン

思い返せば佐賀も渋谷もなかなかダーラムのポストアップ時にボールを集めることが容易ではない相手だったので、本来のプレーを出させられなかったかもしれませんね(>_<)

いや~しかし久しぶりに力強いステップからファールをもぎ取る姿が見れて、一安心一安心(*´ω`*)


琉球ゴールデンキングス公式サイトより



◇たまんないプレーの応酬


三河、京都と渡り歩いて今季横浜に新加入した”ジェロード・ユトフ”はやっぱかっこよすぎる(´Д⊂ヽ

淡々と個人技でプルアップスリー決めれるのにスコットのピック&ポップして3Pのセットもあるのは反則すぎます(笑)

キングスもG1で5本と死ぬほどスリーを沈められたので、ファイトオーバーしてタイトにDFを行う対策を取りましたが、そこをキャンセルしてドライブ⇒ミドルは止めようがない(笑)
DFチェックの上からでも関係なく沈めていたのは少し絶望を覚えるワンプレーです(;´・ω・)

河村以外に個人技で得点を挙げられるユトフを獲得したのはマジでいい補強ですよね~🌞

もし横浜にあえて注文があるとしたら、個人的にジョシュ・スコットのインサイドアタックをもっと試して欲しいという点ですね。

今んとこピック要員に近い扱いで、少し可哀想な印象を受けました(´・ω・)

また、スコット自身も宇都宮の頃のような踏み込みに力強さを感じずコンディション面も懸念されますが、ダーラムと同じで持ち味を活かしてあげればプレーが戻ってくる可能性は高いです。

あとは河村がいない時間帯にプレイメイクを行える選手を増やすこと。
個人的にオリバーだけでは足りないので、キング開やユトフがシーズン後半辺りでモノになってきたら面白いと思います(^ω^)

今季のビーコルも要チェックや>゜))))彡




◇まとめ


なんやかんや悪魔的スケジュールの中で敗戦もあれど、そこから自分達の”原点”に立ち返ることができたキングスは、素直にすげぇなと感じます😊

そしてこの横浜戦は今季の”ターニングポイント”になる可能性を秘めた貴重な一戦だと思いますね( ̄ー ̄)

さて次は待ちに待ったホーム戦‼

ここまで我慢し温め続けた熱量を水曜だろうが関係なく爆発させましょう🔥


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