このチームが大好き
2023年5月28日(日)の試合結果をもって、我が地元のプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」がBリーグ初の日本一を達成しました(^^)/
21-22シーズンにファイナルの舞台へ初出場。
実力・下馬評ともにキングスの優勝が謳われていましたが、ワイルドカードから上がってきた勢いとベストコンディションのままにすべてを覆してきた”宇都宮ブレックス”に敗れ、道半ばに散る(´;ω;`)
そこからあの舞台にリベンジすることだけを考え、チームのコンディショニングとロスターの強化をメインに力を入れて今回の結果に繋がりました✨
ファイナルの観戦レビューも書いてみましたので、よろしければこちらからどうぞ
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いつもは試合レビューを中心にnoteを書いておりますが、今回はテイストを変えて、私がキングスというチームに抱いている”思い”の部分をガッツリ書いていこうと思います😊
少々キモイ文章になっていくかもしれませんが、読んでいただけたら嬉しいです(笑)
◇このチームの大好きなところ
●沖縄アリーナ
私が初めてキングスの試合を観戦したのが約13~14年前。
当時は確か「沖縄コンベンションセンター」で現在の”ライジングゼファー福岡”との試合だったかと思います。
小学生だった私は、あまりバスケのルールを理解していなかったものの、マックやパルマーといった外国籍の迫力あるダンクに魅了された記憶が今も残っています✨
(※試合は敗戦だった気がする…w)
以前にこのnoteの方向性等を記載した”自己紹介note”で生まれつき足に障がいがあり、日常的に車イスを使用していると記述しました。
当時コンベンションセンターでの観戦では、席の位置的に車イスに乗っての観戦ができない状況にあったため、抱えられて一般席に移動しての観戦だったことを覚えています。
一緒に観戦した両親も少し移動に手こずった~という具合によくあることでしたので、次観る時考えようぐらいに捉えていました(笑)
のちに聞かされた話ですが、私と車イスを抱えて移動している両親を心配そうに見つめている”安永GM”の姿があったそうで、心なしかあの日以降コンベンションで試合する機会減ったな~と思いました(笑)
まあ沖縄市体育館というHOME会場が固まったことや、私と同じような状態にある方が観戦に来られていたのもあったりといった色んな事情が存在したからだと思いますが(;'∀')
だからこそ、2021年に開場した”沖縄アリーナ”に初めて入った時のことが今も忘れられません😭
駐車場からエレベーターまできちんと整備された通路に、専用席からは選手の表情一つ一つといった細部まで観戦できる席の配置が完璧で、まさに”夢のアリーナ”とはこのことだなと感じました。
今の時代当たり前と言ってしまえばそうでしょうが、バスケが大好きな私にとって、これまでになく”安全に楽しめる環境”を用意いただいたことに対する、感謝の気持ちでいっぱいでございます😭
こんなにも”ホスピタリティ”に溢れたプロスポーツチームは国内でもなかなかないと思いますし、それがこの小さな島から生まれてきたことを誇りに思います。
だから私は
「このチームが大好き」
●コミュニケーション
キングスはカルチャーの作り方が素晴らしく、私が感じ取った一番の誇るべき部分として”コミュニケーション”の取り方がしっかり出来ている点。
昔からキングスではしーげーやひーさーをはじめとした”チームの輪(和)”を作れる選手が必ずいます。
今で言うと”小野D”が筆頭となって新規加入選手に積極なコミュニケーションを心がけてくれていますね(o^―^o)
ダンカンもタマヨもまず小野Dと一早く仲良くなってから、キングスらしさが溢れ出る選手になっていきましたよね。
岸本もインタビューで語っていましたが、ゲームが上手くいかない時ほどハドルを組んでチームの輪に入れるようにすると。
シーズン中でも岸本だけでなくクーリーやダーラム、若い牧だって積極的にハドルを組んでコミュニケーションを取っていました。
5対5のチームスポーツである以上、桶さんが語るように”共通理解”がとっても大事で、試合でそれぞれがバラバラになると途端にシュートもできなければDFもできなくなるのは当然。
選手一人一人がそこをよく理解してバスケットに向き合えているのが素敵だな~と感じます(*^^*)
特に今村がこのファイナルGAME1を前にチームミーティングの中で、”耐えるのではなく奪い取りに行く”と厳しく発破をかけたのは大切なことであり、優しいだけじゃ勝てないのが勝負の世界。
常にメンバーとの距離感が近いことで自分の意見をしっかり発信し、お互いに昇華できている関係性の良さはキングスの強みと言えます。
また、キングスで一番好きなのが”メンバーの活躍を自分のこと以上に喜び讃え合う文化”。
プロスポーツチームがお互いにツンケンして素晴らしいプレーに湧かない状況は、私個人としてそれはいいと思わない。
少年少女たちに夢と良い影響を与える側だからこそ、チームメイトのワンプレーに盛り上がり、ベンチにいても一緒に戦っているという姿勢をぜひ感じ取って欲しいですね😊
チームで孤立しないように輪(和)の中にいれ、常にコミュニケーションを怠らないまさに”ゆいまーる”な
「このチームが大好き」
●チームカルチャー
岸本がしきりにインタビューで感じさせる”先人達へのリスペクト”と”沖縄への思い”。
「このチームに長く残っているからには責任を持ってプレーしなければならない。」
これには前述した”コミュニケーション”も先人たちが紡いできたカルチャーの一つに含まれると考えています。
ですがチームレガシーがよく表れている部分で一つ特筆すべきは、メディアインタビューにおけるキングスメンバーの”受け答え”にあると思っています。
キングスはチームスローガンに「沖縄を元気に」というテーマを掲げており、しきりにインタビューでも県出身選手だけでなく県外からやってくる選手達も同じようにこの言葉をしっかり交えながらインタビューに答えたりしていて、一人一人がキングスの持つイメージをコート外でも発揮しております。
また、キングスの選手達は言葉を選びながら丁寧な発言を心がけているところもチームの品性に関わる部分なため、岸本パイセンからしっかり受け継がれいるように感じます😊
たまたま流れてきたツイートで「キングスの選手達は受け答えしっかりしていて大人~…」というのを見かけ、少々誇らしい気分に浸りました(笑)
なによりインタビューでもしっかり同じ言葉が出てくるあたりは、常に地域密着で活動していることへの高い意識の表れであり、脈々と受け継いできた”レガシー”の強固さを感じます。
先人達へのリスペクトを忘れず築き上げたもの継承し、沖縄という土地を愛して寄り添った活動を続けている
「このチームが大好き」
●ブースター
ではキングスのメンバーがここまで沖縄に寄り添った活動をできるのはなぜか❓
それは皆さんもよく理解されているとおり”バスケットに熱狂的なブースター”がいることに他ならない。
何度も私は言いますが皆さんは”日本一のブースター”です🔥
沖縄という土地柄、バスケットのルールを理解していてDFに熱狂が起こる場所は日本でここしかない。
また、あらゆる選手を受け入れるアットホームな雰囲気、”いちゃりばちょーでー”のマインドが選手にも伝わっているからこそ、選手も常に最大の力を振り絞り答えてくれていると感じます。
今回のファイナルでは、観戦に来たキングスブースターのうち約2000人を超える人が沖縄から飛んで応援に行ったことからも伺えるように、”キングス狂い”(いい意味でね)してる皆さんのパワーもまた、日本一という結果に繋がった要因の一つであります(笑)
もはやあの中立地が沖縄アリーナにしか見えませんでしたし、画面を通しても「GO!!GO!!Kings!!!」の声が響き渡って心が震えましたよ😭
日本のどこへでも駆け付け、まるでキングスのホームに変えてしまう”キングス狂い”なブースターを有する
「このチームが大好き」
◇ようはキングスしか勝たん
こんなにも”大好き”しか溢れないチームだからこそ控えめに言って”琉球ゴールデンキングス”はスポーツの歴史に名を残すほどの偉大なチームになる予感しかない。
そして私はこれからもキングスとバスケットボールを「一生愛し続ける」。
ーfinー
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