見出し画像

デイサービスの管理者の評価

デイサービスに限った話ではないのだが、まあ一応デイサービスに限定して話をしようと思う。

デイサービスの管理者を経営的にどう評価するかといえば、定員に対して適正な稼働率になっているか、ということと、営業利益がしっかりと出ているか、ということでしかない。

一生懸命頑張っているとか、従業員からの信頼が厚いという評価ももちろんできるが、従業員から嫌われているが 稼働率が高い、従業員から嫌われているが営業利益がしっかり出ている、という管理者は評価されなければならない。

従業員に好かれているが稼働率が低く営業利益も出ていない、ということであれば、経営的に管理者を評価することなんか土台無理だ。

しかしだ!これが逆になっているケースが多々見られるのが現実だ。
これは管理者を管理する側の能力の問題に他ならない。

私も長くIT系の会社で働いたことがあるわけだが、デイサービスの管理者という立ち位置で言えば、営業所の所長という立ち位置とほぼ同じだ。
営業所の所長は、売上・利益、これが上がっていなければ、他がどんなに良くても決して評価されることなんかない。

デイサービスも同じでしょ。

売上や利益を一定程度確保するためには、人材を育成するとかサービスの質を上げるとか、営業を強化するなど、様々な方法がある。

結局は目的意識で、サービスの質を上げるということが目的になっている場合、売上が落ちてしまう。
売上を上げるためにサービスの質をよくしなければならないとか、売上を高めていくために、従業員を教育しなければならないという、目標と手段というのを履き違えた結果、業績が悪化するデイサービスが出てきているわけだ。

なのではっきり言っておくが、デイサービスで黒字にできるだけの稼働率にし、営業利益を10%から15%程度出せないようでは評価はされないと思っておいた方がいい。

結局、介護サービスの生き残りをかけた戦いの時代に突入しているということをしっかりと理解しなきゃいけないってことだよね。

だからこそ売上の増加(利用者の増加)を行うための方程式を知って欲しい。

だからと言ってここでその方程式を明かすつもりもない。

ヒントだけ言っておくと、『訴求ポイント』を間違えないことと、『訴求相手』を間違えないことだ。


改革したけりゃ私に頼れよ。


そんな感じ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?