音楽と私#2

※前回のあらすじ※

”音”が”楽しい”と書いて『音楽』、素敵やん?

前回は丸々一回分を使ってダラダラと長ったらしく前置きを書いてしまったが、ようやく本題だ。

私はカラオケでは割と何でも唄う。
苦手なジャンルは高校時代の同級生の言葉を借りるなら『ラップと洋楽とコシの入っていない演歌』くらいである。

テレビっ子だった影響で歌番組で流れていたような曲、今で言う『懐メロ』とアニメ・特撮関連は得意だ。
どうやら自分より少し上の世代が聴いていたような曲に対してカバーしている範囲が広いらしく、時々年齢を疑われる(笑)。まぁ年上にはウケる。

これが中学以降になるとしばらくの間、流行りの歌もほとんど聴かない空白の期間が出てくる。好んで聴く”音”が『VGM(ビデオゲームミュージック)』になるからだ。前回も少し触れたがこの話になるととんでもなく長くなりそうなのでまた後日…。

高校に入ると部活の絡みで軽音の友達が出来たり、カラオケに行くようになったりと、また色んなジャンルの音楽に触れていくことになった。
それこそ「カラオケで唄うためだけに覚えた歌」や「誰かがカラオケで唄っているのを聴いて覚えた歌」などもある。
あとはやはり、この頃はTKこと小室哲哉氏の影響が大きかった。私の世代では避けては通れないところだろう。

ゲームセンターでバイトを始めた頃から好んで聴く音楽も変わってきた。常に有線放送を聴きながら仕事をしていたのでそれこそ様々な曲を聴いていたのだが、そこで選ぶのは流行でも特定のアーティストでもなく『なんとなく耳馴染みのいい曲』。”あ、この曲いいな”と思ったらチェックしてその曲だけをずっと聴き続ける。その繰り返し。

そんなだからカラオケで「あ、このアーティスト知ってるんだ。じゃこの曲は?」と言われてもまぁ唄えない。”アーティスト”では聴いていないからだ。
この傾向は今も続いている。おかげで今のカラオケのレパートリーはかなりバラバラだったりする。

アーティストでは聴いていない、と言いながら唯一追い続けているアーティストがいる。
『T.M.Revolution』である。ただし”西川貴教”さんではない。ここは大事なところで、私が好きなのは
”西川さんのボーカル”と”浅倉大介さんの楽曲”とのシナジーなのだ。ここだけは譲れない。
まぁ最近は高音がキツくてT.M.Rを唄う回数は減ってしまったのだが。

もう少し続く(かも?)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?