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ゲームと私

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幼少期からゲームが大好きだった私がゲーセン野郎~ゲーセンの店員になるまでのお話や、作品別に好きなゲームの紹介記事などを取り扱っています。
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2024年5月の記事一覧

ゲームと私#4:古都からの刺客

※前回までのあらすじ※

そういえば『平安京エイリアン』なんてのもあったね
怖いからお家に居ようっと。

私は元々内向的で、運動もあまり得意ではない。
LSIゲームやガンプラブームはそんな少年の引きこもり傾向を加速させた。

そこに京都から新たな刺客が放たれた。
ゲーム&ウォッチ(以下ゲームウォッチ)である。

LSIゲームの難点として”電池の消費が激しい”ところがある。LSIパックマンなど一部の

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ゲームと私#3:ナムコの台頭とLSIゲーム

ゲームと私#3:ナムコの台頭とLSIゲーム

※前回までのあらすじ※

目標を最下段に入れて名古屋撃ち。
目標を最下段に入れて名古屋撃ち。

『ギャラクシアン』。
それを初めて見た時は実に衝撃的だった。

それまでのビデオゲームといえばキャラクターはほぼ単色表示、動きも単純で音も単調な効果音のみというものが普通だった。

しかし”ヤツら”は違った。
軽快なファンファーレとともに現れた色鮮やかなエイリアン達は、滑らかな動きで華麗な編隊飛行をしな

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ゲームと私#2:インベーダー襲来

※前回のあらすじ※

ボンタンアメ、美味しい。

予めお断りしておくが『スペースインベーダー』が稼働を開始し一大ブームを巻き起こした当時、私はまだ小学校に入学してもいない。ここからの内容は”今現在の”私が、当時のおぼろげな記憶とのちに知り得た情報を元に書いているため、必ずしも正確ではない。その点はご了承いただきたい。

私が10円ゲームに夢中だった頃からビデオゲーム自体は屋上遊園地にもあった。アッ

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ゲームと私#1:屋上遊園地

私はゲームが大好きである。
ファミコンが我が家に来てからはコントローラーを握らなかった日がほとんどないくらい、大好きである。

私がゲームに興味を持つようになったのはおそらく幼少の頃、家族で近所のスーパーに買い物に行くたびに父が連れて行ってくれた屋上遊園地の影響だろう。
母が買い物をしている間そこで大人しくしておけ、という事である。「これ欲しい!あれ買って!」と駄々をこねられることも無い。今にして

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