コーチングについて
皆さんコンニチハ☺️
今日はコーチングについてお伝えしますね。
コーチングをお伝えする時、比較になるのが、ティーチングですね。
これは先生が生徒に教える。一方通行の関係です。
次にコーチング、こちらはコーチと生徒、伴走しながら支えます。双方向の関係です。
こちらは、ある程度の関係性ができていないとできないですね。相手との信頼関係が前提となっています。
そして、相手に答えがあることが前提です。
そのために、質問ではなく発問をしていきます。
ここで、質問とは、相手の答えをコーチ側が知りません。例えば、「あなたは食べ物で何が好きですか?」「あなたは山と海どちらが好きですか?」などです。
一方で、発問とは、答えが相手の中にあり、コーチ自身も答えを知っています。例えば、「今回のミスは、どうしたら無くなると思う?」など、相手に考えさせて、答えを引き出すのです。
これは時間がかかるかもしれません。その時はひたすら持つのです。忍耐が必要です。
上司と部下との関係では、ティーチングとコーチング、どちらもうまい具合に使うタイミングがあると思います。
是非、コーチングを使いながらますます信頼関係を深めていきましょう!
さて、ここで、コーチングを使うためには、相手の心身の状況などを確認していくことが大事です。
それには、マズローの5段階欲求を使います。
大きな△を横に5段に分けて下から〇〇の欲求と書いてある図を、みなさん見たことあると思いますし、何となく知ってますよね。
まず、第一段階、生理的欲求です。こちらは生理的、例えば食欲や睡眠、心身の痛み、疲れなどなく過ごしたい欲求です。
第二段階は安全の欲求です。こちらは、仕事やお金のことを心配せず最低限の暮らしがしたい、満たされたいという欲求のことです。
第三段階は社会的欲求です。こちらは組織(家族でも会社でも、地元の町会でも、グループでも)に属したい、友達や仲間が欲しい欲求のことです。
第四段階は承認欲求です。
よく聞きますよね。
こちらは組織や仲間の役に立ちたい、認められたい、貢献したい、という欲求です。
第五段階は自己実現です。こちらは自分が成長できることが嬉しいという段階。中々到達できませんけどね。
さて、コーチングはこの中のどんな段階の人に行うでしょうか。
第三、第四段階の人に行うのが適当です。組織に属し、組織のために貢献したい人です。
しかしながら、第一、第二段階の人たちは、食欲がなかったり、睡眠が不十分だったり、眠れなかったり、心や体、若しくは両方が傷んでいるとか疲れている人たちです。このような人には、コーチングではなく、カウンセリングが必要です。
聴いてあげて、存在を認めてあげましょう。
もしも職場の部下や後輩に第一、第二段階のうつ状態若しくはそれに近い方がいたら、親身にカウンセリングをしていきたいですね。
しっかりと部下の状態を捉えて、ティーチング、コーチング、カウンセリングを使い分けていきましょう。
今日はコーチングと、それに付随してマズローの五段階欲求をお伝えしました。
ここまでお読みいただきありがとうございました🙇