読書感想文 春に散る 沢木耕太郎
これも知人に薦めて頂いた本である。
そしてこれもまた図書館にて借りた。
なのでまたしても抜粋は下巻のみである。
知人はネタバレをした。結構なネタバレをして薦めてくだすった。
ただ変なネタバレの仕方だったのでまあ後半には
私もネタバレをしようと思う。
正直要約とか流行りまくってるんだから別にネタバレ位許せよって思う。
ということでネタバレ踏まえて自己のメモ用に書こうと思う。
時は戦国・・・って言いたいけど
現代日本。
ボクシングに青春をささげた4人の初老?が集まりシェアハウスをし、
またボクシングを志す者が現れ・・・みたいな
清涼感のあるお話で、自分じゃあ絶対読まなかったジャンルである。
特にスポーツ系。絶対読まない。興味ない。笑
だけれど、描写が上手くて自分もボクシングの経験者目線にしてくれる。
まあ説明が多いんよ(笑)なんせ(笑)
理系なのかな?作者の来歴知らんけど(笑)
だから好きな人と嫌いな人に分かれるかな?でも読み進めていくと
勝手に慣れてくる。最初の情景描写はあ~~~(笑)やばいかも
と思った。けれど上巻の後半から面白さや人間の描き方にすごく
面白味を感じた。
この佳菜子さんの言葉はそういうの、あるよなーっていうね。存在が救いというかいるだけの有難みっていうことがこの物語の全体としてもあるかもなと思う。現実でもいるだけで意味がないとかそういう言葉があるけれど
いるだけでいい場合がある、っていうね。
まあ心温まるお話、というか。
本日はこれくらいにします。
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