子育ての不安を家庭科で解消家編#3
前回に引き続き、家の話です。
今回の宿題はどんな家を家族は希望しているのか、だった。
悩ましい。家の役割や、危険性について教えてもらった日に家族に話をすると、
家をリフォームしようという話になった。
そこで出た希望がそれぞれ違いすぎて困っている。
夫「ドアは引き戸ではなく、開き戸がいい。
外国の映画で出てくる洋式の家に憧れているんだ、そうだ、大きなベランダがある家もいいな」
夫の父「本が好きだから、寝る部屋は本棚に囲まれている部屋がいい」
夫の母「空き巣や強盗が怖いから、家の周りに大きな壁があって中が見えない家がいいわ、
それと、紫外線に弱いから窓が小さいのもいいわね」
向日葵「明るすぎるのが苦手だから、照明が少ない家がいい」
その希望を専門家に伝えると、長い沈黙のあと、専門家は話し始めた。
専門家「それぞれの希望は分かりましたが、
非常に危険なものがいくつもありました。それについてご説明します。
まずは夫の希望についてです。開き戸は確かにオシャレな形ですが、
例えば、お2人に子どもができた時開き戸と引き戸、どっちが危険だと思いますか?
勢いよく開けた際に、蝶番の所で手を挟むことも考えられます。
また、将来家族の誰かが車椅子になることもあるかもしれません。
バリアフリーの観点から、誰かに手助けを求めなくても引き戸ならスムーズに開閉できるのではないでしょうか?
向日葵「なるほど」
専門家「次回、ほかのご家族のご希望点についてお話いたします。」
今回のまとめです。
洋式、和式それぞれに危険性が潜む
バリアフリーを意識
色々な立場の視点での家作り
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