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前職で上場フェーズを経験した私がログラスFSに挑んだ理由

🐳この記事は「ログラスアドベントカレンダー2023」の4日目の記事です。明日はFS(フィールドセールス)の安倍さんです!

記事をご覧いただき、ありがとうございます。2023年8月に、ログラスにFSとして入社した渡辺と申します。

この記事は私の入社エントリとして、ログラスのFSに私が挑戦した理由や、今の本音を書いていこうと思います。下記のような方にお読みいただけると嬉しいです。

  • ログラス入社後の実体験を知りたい

  • ログラスという会社にジョインすると何が得られるか知りたい

  • ログラスに興味があるわけじゃないけど、20代~30代前半のビジネス職のキャリアの例として、選択の参考にしたい


自己紹介

ログラスに入社した当時、私は33歳、次の転職で3社目でした。
これまでのキャリアでは、ビジネスサイドに関わる仕事はひととおり経験してきました。環境も職種も、専門性の深さよりも、幅広さが特徴の人間だと思っています。

1社目 伝統的で地道な営業の強さを学ぶ

1社目は人材系で主にBPOをやっている会社で、リストも無い中でのド新規の飛び込み営業から、受注後のお客様のサポートまで、全てを一気通貫で行っていました。
THE MODEL型の営業プロセスで言うと、マーケティングからCSまで全部を担うことになります。私個人の考えも入りますが、こういった一貫体制だと、自社サービスの知識やお客様へのコミットメントが、分業型の営業組織よりも高く求められます。
こういった環境の中で、3年かけて自分の給料分を稼げる営業として立つことができました。キャリアの最初で、こういったやり方を意図的に取り入れている会社で営業を学べたのは、この記事を書いている今でも大きな財産です。
その後一緒に仕事をする人からも、当時の経験から「泥水系人材」なんて言ってもらえたりします。

2社目 親しみのある第二新卒の転職にコミット

新卒3年目で、ビズリーチにジョインしました。IPO発表直前での入社だったので、会社が大きく変わっていくなかで多くの事を学ばせてもらいました。
私が所属していたのは、いわゆる新規事業として第二新卒の採用サービスを行っている事業部でした。第二新卒という領域が身近であるぶん、想いをもって取り組んでいましたし、周りの仲間もそういった人が多かったです。
職種としては、ビジネスサイドのほぼ全職種を経験し、特にMGRとしてはIS/FSで最大15人のチームを持たせてもらいました。しかし、事業ポートフォリオの見直しにより、事業のクローズが決まりました。当時は、事業領域にもチームにも想い入れがありコミットしていたので、しばらく抜け殻のように過ごした記憶があります。

ログラスは、泥水系人材が持て余した力をぶつける場所!!

「悔しい。もう一度戦いたい。」

事業クローズから半年もすると、どこにその力をぶつけようか、無意識のうちに探し始めていました。
では、どこであれば持て余した力をぶつけられるか?自分の経験から、以下の仮説を持ちました。

  • 伸びていて勢いのある会社であること(全員で、社内ではなく市場を見据えて戦っていること)

  • 100名くらいの規模で、組織に柔軟性があること

  • まだ若いフェーズのスタートアップであること

この条件に当てはまる会社は星の数ほどあります。効率よく絞って選ぶこともできますが、私は泥水系人材なので、効率性度外視で最高の1社に出会いたいと考え、候補社リストを上から順番に見ていきました。馴染みが深いHR業界はもちろん、接点を持ってこなかった建築やロジスティクスも含めて、いろいろな分野を見ました。
その中で、ログラスを知った瞬間に、企画とマネジメントをやっていた自分のセンサーが強く反応しました。

ログラスって最高な事やってる!あとはご縁があるかどうか

「あっ、このログラスって…。企画の仕事を通して、経営を根本的に変えるサービスに出会ってしまったようだ」

詳しくは割愛しますが、ログラスは日本を変えて良い景気を作るサービスであると、一目見て本気で思いました。
企画職時代に、引き継ぐのに半年かかるような壮大な事業基盤をゼロから作った経験があったため、「ログラスの世界観やばい!!すごい!!」と、一人で興奮していたくらいです。
自分が受けた衝撃と、選考を受けてご縁があるかどうかは全く別の話ですが、「こんなに本質的なことをやっている会社なんだから、自分の良さを理解しないはずがないだろう」と、何の根拠もない安心感をもって、飾らず話していたら、ありがたいことにオファーをいただけました。すでに運命を感じていたので、即決で内定承諾をしました。
ちなみに、選考の中で「なんか、今まで出会ったことのないタイプのレベルの高さを持った集団だな」と感じることが多かったです。これは、入社後に事実であると判明します。

入社後…「えっ、チャレンジのレベルすごくない??」

さて、この記事を書いている私は、フィールドセールスとして入社して4ヶ月目です。
人見知りな私でも、少しずつ周りと打ち解けてきているのを感じています。そして仲間を知るにつれて、良い感じに尖りまくってるけど素敵な人格を持った人ばかりだなーと日々感じております。
たとえば、ログラスが注力している展示会施策。エンジニアまで含めて全社総出で展示会にコミットするのですが、一緒に数字を追うことでお互いの絆を深め、さらに大きな次のチャレンジへと進んでいます。この成果とモメンタムは、ログラスの最高な個人に、最高なカルチャー掛け合わさって実現した成果だと強く感じています。
余談ですが、そんなログラスメンバーの素敵な人柄を知れる展示会については、マーケティングチーム マネージャーである刈谷さんのnoteをご覧ください!

さて、業務に関しては、未だに感じることは一つです。たぶん、他のフィールドセールスの方々も、近しいことを感じていらっしゃるのではないかなと思います。

「難易度やばい!!!!!!!!」

ログラスが売れたら、営業として優れた実力の証明になると思う

さて、前提としてログラスはめっちゃ強いし素敵なプロダクトです。でも、売るのはむずいです。
私は今までのキャリアで、2社とも営業として優れた成果を出してきました。それでも最高にむずいです。闇雲にやっているだけではだめだと思い、問いを立てました。

「具体的に何が難しいんだろう?」

それは、ログラスの性質を因数分解すると見えてきます。
ログラスは「経営管理×関係者が多い×SaaS」という性質を持ったプロダクトだからです。

  • 「経営管理」

ログラスは経営管理領域のサービスなので、「経営者、経営企画、経理、情シス」の方が、メインの窓口(ご商談相手)となる事が多いです。
一般的に、BtoCよりもBtoBの営業の方が複雑性が高いと言われます。そのBtoBの中でも特に「経営管理」の領域は、複雑性の極みです。
複雑性にもいろいろありますが、特に私が経営管理について意識しているのは「万能の正解が無い領域なのに、会社へのインパクトが大きい」ことです。
「経営管理」は、企業様ごとに状況や目的が異なるなかでそれぞれ成果を上げるために行うものなので、そもそも万能の正解を一概に言えるわけではない領域です。お客様によって目指すべきゴールや、解決すべき問題が異なります。
加えて、施策のレバレッジが非常に高く、会社へのインパクトが大きいです。「まあいっか~一旦試してみよう」で買っていただけることは非常に稀です。お客様も、基本的にはロジックや正確性を外してはいけない仕事をしている方々なので、常にしっかりとしたロジックがないと、話を先に進めることはできません。つまり「ある程度はマグレで売れ続けるかもしれない」なんてことは起こりえません。

  • 関係者が多い

上記のような性質を持っている領域なので、必然的にお客様の社内での関係者が増え、営業は厳密な説明が求められるため、仕事の難易度が上がります。
ここで、私が一番躓いたポイントが出てきます。お話ししていく中で、現場のご担当の方からCxOクラスの方まで、幅広い巻き込みと合意形成が必要になるケースが多いです(一回のご商談で、部門をまたいだ役職者の方に複数ご出席いただくなど)。
そういった場における期待に、営業はこたえなければいけません。高度な準備、高度なプレゼンが要求されます。

  • 「SaaS」

SaaSの営業は無形商材の中でもソリューション提案が必要となると言われています。ログラスの場合は、このSaaSというサービス形態が、前述の二つの変数に掛け算されます。
とはいえ、SaaSの中でも比較的馴染みがある領域であれば、少なくともサービス自体はイメージしやすいはずです(例:勤怠管理、経費管理…)。一方、経営管理のSaaSはこれから成長していくマーケットであるため、馴染みのあるイメージが無い状態です。
ですから、そもそも新しい概念をお客様の頭の中に作らなければなりません。というか、お客様に説明する前に、新しい概念を自分の頭の中に作らないと、説明すらままなりません

そんな中での、私の成長

こういう環境、泥水系人材にはたまりませんね。
…という個人的な感想はどうでもいいのですが、客観的に見て成長しないはずがない場所であることは、自明にお分かりいただけるかと思います。
では、私は具体的にどういう力が成長したのか?実は、シンプルにこうだと思っている事があります。

人に甘え頼る力

結論、一番成長したのは「営業力」などではないと思っております。
当然、「営業力」も成長したのでしょう。一方、テクニック論や攻略法といった類は本質ではなく、一番育ったのは「人に甘え頼る力」だと考えております。
前提として、ログラスは色々な方々の大きな期待を背負って急成長しています。文字通り非連続な成長をしており、予定調和な未来をなぞっているわけではありません。私から見て、ログラスは「今まで出会った事のないタイプのレベルの高さを持った集団」ですが、それでも必死に頑張るしかないくらい、急成長しており高い目標を掲げているのです。
そんな中で成果を出そうとすれば、個人の力だけではまず間違いなく足りません。だから、誰かに聞いたり頼ったりすることになります。良い意味で、自分の足りていない部分をさらけ出していかないと、惜しげもなく助けてもらわないと、皆で目指している成長のスピードに追いつけません
個人競技ではなく、ミッションもバリューも共有して一緒に勝つのが、ログラスという集団だと、私は捉えています。
プライドを捨て、自分ができないことを直視した上で成果を出しに行く振る舞いが求められます。言葉として表現するのは簡単ですが、誰でもすぐに実行できることではないと考えています。

こういう人は、ログラスを見に来るべき

さて、ここまで私の駄文に付き合ってくださり、ありがとうございます。
最後に、私が思う「ログラスを見に来るべき人」についてお伝えして、締めさせていただきます。

  • 最高級の難易度のミッションを堂々と正面突破すると聞いたら、心が燃える人

  • 自ら高い壁に挑み続け、道中の痛みを受け止めつつ地道な努力を続けることで、成果を出し達成感が得られる人

お待ちしております!!


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