女性活躍推進イベント 編|猫好き管理部本部長のはなし〜Part3〜
こんにちは。
ユニリタ グループ業務本部 本部長の金子です。
今回は、前回の続きではなく、先日ユニリタで開催した女性活躍推進イベントの話をします。
↓↓前回の内容はこちらです。
現在、人的資本経営(『人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。』)が加速しており、2023年3月期決算より、対象企業においては「人的資本の情報開示」が義務化されるまでに進んでいます。
※対象企業:金融商品取引法第24条における「有価証券報告書」を発行する約4,000社の大手企業
BtoBのIT業界は女性社員比率が低く、ユニリタグループも20%ほど。
さらに女性管理職は少ないという状況から、女性活躍推進は必須事項と捉え女性の活躍に関する行動計画を策定し、目標達成に向けて取り組んでいます。
その取り組みの1つとして、5月中旬に女性活躍推進イベントを開催しました。
①企画・準備の話
企画当初は、女性ベテラン社員、男性ベテラン社員、私の3名で事務局とし、“しっかり企画して” というより “まずはやってみよう” という考えで始めました。
早速、第一回目のイベントを全女性社員に案内しました。
参加/不参加だけでなく、
モデルキャリアで聞いてみたいこと
今後開催してほしいテーマやイベント
も募りました。
その結果、多くの賛同意見をいただいたのですが、反対の意見もありました。
そもそもなぜ女性だけなのか、男性の問題ではないか
リアル開催にして参加のハードルを上げるのも意味不明である
管理職のほとんどを男性が占める中で、女性が意識を変えたとしてもあまり意味がないように感じる など
事務局一同ショックでしたが、
これは貴重な意見でありこのイベントの主旨をあらためて丁寧に伝えていかなければいけないと考え、
気を取り直して当日まで準備しました。
②当日の話
女性社員の約1/3(50名近く)に参加していただきました。
(お客様先に常駐している人や、リアル開催にしたため地理的に参加できない人もいる中でこの人数は関心の高さを感じました。)
まずはこのイベントの主旨として、
ユニリタグループとして次の①〜③は取り組み中であること、②③に関しては性別に関係なく取り組んでいること、今回は④にフォーカスし実施しているということを説明しました。
【採用】女性新卒採用、キャリア採用の増加
【現社員(全社)】企業風土を変えていく、性別や属性ではなく、「個人」に向き合う
【環境】働きやすい・働きがいのある環境づくり
【現社員(女性)】女性を少数派にさせない、生き生きと働けるための取り組み
互いをロールモデルとして切磋琢磨できる下地を作ってほしい、女性が本音で語り合う場にしてほしいという思いであり、目指すところは、
「まずは、少し先のことがイメージできる、働きがいにつながる」
ということです。
女性のみ&リアル開催にした理由ですが、
これは、今後「モデルキャリア」を話していただく女性に配慮したためです。
女性ならではのライフイベントを話す際に男性の前で話すこと、しかもリモート開催では誰が聞いているかわからない状態で話すことになりますので、抵抗がある、もしくはそれを加味した話(限定的)になる場合があると考えたからです。
(私自身、男性の前&リモートで話してください、と言われたら躊躇するところもあり、本音ベースの話は難しいのでは?と思ってしまいます。)
そのため限定とさせていただきました。
講演についてですが、
ユニリタの女性弁護士に女性活躍推進法案についてお話いただき、生命保険会社の方から私たちが詳しく知っておくべき社会保険料についてレクチャーいただきました。
参加者の皆さんはとても真剣に聞いていました。
モデルキャリアCASE.01に関してですが、
企画したからには、まずは私が話さないと・・と思い私自身のケースを話すことにしましたが、正直、自分のことを話すのはあまり好きではないし、話したこともないため何をどう話そうか、2週間くらい悩みました。
最終的には、かっこいいことなんて無いのでありのままを話そうと決めました。
今までの人生をグラフ化し、
①プライベート、体調面
②仕事面
の2軸で振り返り、①②をふまえ
③事前にもらっていたアンケートをもとに話をする
という流れです。
事前に「聞いてみたいこと」を聞いておいたのは後々助かりました。
今回、初めて振り返ってみたことで、自分でも気づきがあり良い機会でした。
あらためて結構異動したなあ、大変だったんだなあと感じます。
聞いている女性社員と何か1つでも共感できることがあれば、と思って話をしましたが、開催後のアンケートを見ると話をしてよかったと思いました。
長くやってきたことが役に立つことがあるんだと感じましたね。
そして一番驚いたのはセミナー後、その場で軽い懇親会を実施したのですが参加者同士の話が盛り上がり1時間の予定が2時間になっていました。
その後、個別に懇親した人もいたりと、皆さんに楽しんでいただけたようで安心しました。
③今後の活動について
開催後のアンケート結果は、反響もよく、実施してよかったと事務局一同安堵しました。もちろん否定的な意見もありましたが、これは貴重な意見として向き合いたいと思います。
また、今回のイベントには、弁護士の方、保険会社の方、お客様で執行役員の女性の方にも参加いただきご協力いただきました。
こういった輪が広がり、推進につながることを願っています。
※そのほか、ユニリタでは「ワークライフバランス」や「働き方改革」の取り組みの1つとして、このようなことも実施しています。
↓↓
つく音(ね)とささ美(み)
最近、「私も猫飼ってます」と話しかけていただくことも増えうれしい限りです。
それぞれ我が猫が1番だと思って自慢大会になるのですが、それが心地いいのです。仕事で己の自慢をしている人の話を聞いても全くおもしろくないのに、愛猫のかわいい自慢は、聞いている側も幸せになる、素晴らしい猫ミュニケーションだと思います。
ちなみに我が愛猫は、よく「つくねちゃんとぼんじりちゃんだったっけ?」と言われます。
ささみよりぼんじりのほうがイメージなんだね。と思う今日この頃。
5月で3歳になった愛猫は相変わらずマイペースで暮らしております。
猫のゴロゴロ音は、人の血圧を下げたり、不安を和らげたり、ストレスをなだめたりする強い効果があるらしいですね。
我が家も愛猫のゴロゴロ音に癒されています。