猫好き管理部本部長のはなし〜Part4〜
こんにちは。
ユニリタ グループ業務本部 本部長の金子です。
今回は、part2の続きをお話します。
管理部門というのは、本当にいろんなことをお願いされる部門でして、やります!と宣言する部門がない場合は、
グループ業務本部に・・なんてフローがあるくらい。
そんな中でのお話です。
③“やさしさ”の定義の違いで、本当のありがとうを言われにくい組織
皆さん、”やさしさ”ってなんだと思いますか?
そもそも、やさしさという言葉の意味は、
心温かく、思いやりがあること。
または、おだやかでおとなしいこと。
慈愛、思いやり、親切、親切心、柔和、情、情け、好意
ですが、社員にとって“やさしいグループ業務本部”は、
自分(社員)の都合に合わせてくれる人
自分(社員)がお願いしたときにすぐに対応してくれる人
自分(社員)が調べなくても代わりに調べたり、それ以上のことをやってくれる人
という意味で言っている(思っている)人が結構多いと思います。
それはよくあることで悪いと言っているわけではありません。
毎回Aならこちらもモチベーション高く仕事できますが、現実的にはそうではないことも多いのです。
これは管理部門に限ったことではないと思いますが、今回はあえて管理部門として話をしますね。
では、BやCにならないために我々が常日頃考えていることを2つお話します。
主旨、またはその先のゴールを理解すること
相手に期待だけもたせない。なんでも受けるのがやさしさではない、できないことは「できない」という勇気
1.主旨、またはその先のゴールを理解すること
例えば、こんなことありませんか?
社員のAさんに「〇〇したいんだけど・・」と言われ、そのまま言われた〇〇を進めようとするが結構大変で時間もかかってしまった。あげく個別対応となってしまい、以降の手間が増えることになってしまった。
よくよく聞いてみると、そんなに手間のかからない△△で(Aさんの)要望は満たせていた。
そもそもの主旨を確認しなかったことで、社員Aさんへの回答に時間がかかっただけでなく、管理部門側も今後の手間になること(個別対応)が増やしてしまったなど。
場合によっては、目的からずれた対応になり、やり直しや仕切り直しになってしまうなど。
言われたことをやったのに(こんなに頑張ったのに)、結果的には、喜ばれない(感謝されない)のは残念すぎますね。
最初のコミュニケーションが大事です。
これほんとに多いあるある話です。
2.相手に期待だけもたせない。なんでも受けるのが”やさしさ”ではない、できないことは「できない」という勇気
相手にいい顔をしたいから、もしくは断る(相談する)勇気がないから、お願いされたときに、ものすごく忙しいときでも「はい、わかりました」と言ってしまうことがあります。
さらに言われてもいないのに
「すぐやります!」「今日中にやります!」と
自ら依頼者に約束をしてしまう・・
なんてこともありがちです。
約束を守り抜けるのであれば問題ない話ですが、
約束を守れなかったら依頼者の要求は満たされず、不満につながる。
さらに依頼者はアテにしていたことができないためにその後工程まで影響してしまうなんてことも・・。
依頼者と期日、内容面での約束事をしっかり決めてから対応することが大事です。
難しい状態のときはあらかじめ言う(相談する)べきですね。話してみると意外とその締め切りや内容は調整できることも多いと思います。
私も人に依頼するときに期限を設定してお願いすることが多いですが、お願い事項によっては、調整可能なことは多々あります。
依頼者へ言う(相談する)ことが難しい場合は上司と相談して調整してもらいましょう。
ときには依頼者が圧をかけてきたり、
不利益という言葉を出し、悩ませる人もいます。
そういうときは1人でかかえないことが大事だと思います。
最後まで言えなくて、言ったときには取返しのつかないことになる、という事態は避けましょう。
(くれぐれも、個人的な仕事の都合で「できません!」「やりたくない!」と言うのとは違う話なので混同しないようお願いします。)
長くなりましたが、
本当の”やさしさ”とは、
言われたことをそのままやる ではなく、
目的/ゴールを理解し本当に必要なことを進める。
なんでも「できます」「やります」ではなく、
約束事をしっかり決めてから対応する。
難しいときは相談する。
ことで成り立つものではないかと思います。
約束した期日より少し早く対応したり、約束した内容から+αの対応をすることで、依頼者の期待を超える仕事をしたいですね。
④コスト部門の意識
(おまけ)相談相手と小姑が増えた
は次回に・・
愛猫 つく音(ね)とささ美(み)
我が愛猫は保護して以来、完全室内飼いにしてますので、過ごしやすいよう2年前に愛猫専用部屋(3階)を作りました。
リビング(2階)は年中エアコンをつけっぱなしにしており、天気や気温に合わせて好きなところに移動して寝ています。そして毎日夜は、2階と3階でダッシュの大運動会。
そんな毎日を過ごしています。
愛猫が我が家にやってきて、3年経ちますが一番長く家を空けたのは1泊2日の里帰りのみ。
(実質、朝家を出て次の日の夜帰ってくるので空けていないことになりますが)
もう長期の旅行は考えられなくなってしまいました。
我々夫婦以外は一切懐かない(怖がる)、
そんな猫(こ)達だからこそほおっておけないのかもしれません。
今も隣で執筆を見守ってくれています。
(遊んでくれと言ってます)