恋愛コンサルを受けようとしたときの話

今回はTwitterで恋愛コンサルというものをしている人がいることをみかけて、それに興味を持って会いに行ったら、多額のお金を取られそうになり、弟が包丁を持って私を殺しにくることになった話をします。

恋愛コンサルに関しては、私が大学を卒業してまともな恋愛をしたこともなく拗らせていた頃、ネットサーフィンをしていたら、恋愛コンサルと称して、モテない男性をサポートする講習を行っている人たちがいることを知って興味を持つことになりました。

サービスの内容や記事などを読んだりしながら、Twitterで童貞のための講習みたいなものをしている人の存在を知り、当時精神的にも病んでいた私は後先考えることもなく、その人のTwitterのアカウントのDMから自分の境遇や講習に関して聞いてみたいと会う約束を取りました。

そして、待ち合わせ場所は都内某所の高層マンションで、対面してみると相手の人は高身長で見た目や服装はわりとどこにでもいそうな感じの人でした。高層マンションに入るのも初めてで驚きでしたが、入ってみるとそこまで部屋の広さはなくガラス張りで景色は綺麗ではあるものの、都内の部屋の狭さではありました。

部屋で面談していろいろと話をすることになり、どうやらその人は元ホストで風俗嬢の彼女を作って貢いでもらったりしていて、だからこそ家賃が50万円以上する高層マンションに住んでいたり、講習生には医者の人などもいるというような話を聞きました。このときは、元ホストということで話が上手く、「力になりたいと思ってるし、俺のことを兄貴とでも思っていい、俺が君の人生を変えたい」というような感じで熱く語っているような感じだったのが印象的でした。

それで、彼女を作るための計画を立てて後日、待ち合わせてナンパの手本をみせてもらうということになったのですが、その前に講習の費用を確保するために携帯ショップでローンを組んでiPhoneの最新機種を購入し、それを別の仲介業者の人に数万円で買い取ってもらってほしいと頼まれました。そこで私はこれ以上踏み入れたら後に引けなくなるんじゃないかと、警戒心などを募らせて断りました。

そして講習もキャンセルでお願いしたのですが、実はすでに面談のときに頭金としてPayPal経由で15万円を払うことになってしまっており、このままでは15万円借金という状態でした。

そこで、同居していた母に相談し、当然怒られるのですが、それを聞いてた次男が双極性障害を持っていることも影響してか、いきなり包丁を取り出してきました。そこで、私は近くにあった椅子を盾にしてどうにかしようとし殺し合い覚悟でしたが、母が泣きながら間に入って仲裁して何とか収まりました。

それ以前に次男が数百万の借金を抱えてキッチンカー起業をしようとして失敗し、母親はそれの肩代わりをして自己破産していたので、次男が包丁を持ったことに納得できない自分がいたのも反省ですし、全ては自暴自棄でこういうものに手を出した私が悪い話ではあります。

その後、PayPalに電話をして、この件に関して伝えるとキャンセルしてもらえるということで、お金は払わずに済みました。

しかし、これに関しては自分を殴りたい気持ちでいっぱいですし、さすがに恋愛コンサルには手を出さないことにしました。

私が身を持って体験したことから、記事を読んでる方には引っかかったり、手を出したりしないように注意していただけたらと思います。


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