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骨折が教えてくれた3つのこと①

どうも、雅唯(マイ)です。


本日もブログを読んでいただきありがとうございます。


左手の小指を骨折してもうすぐ3か月。



結論、元通りではありません。

日常生活に支障はないですが救急病院で行った際の処置によって骨折とは無関係の関節が屈曲しました。



とはいえ
骨折して良かった、骨折しなければ感じれなかった“今”があるので


この骨折は単なる不運でもなく


必然的な私自身の人生の反映だったと感じています。



骨折が教えてくれた3つのこと。

①健康

②人間関係

③お金




まさか自分がこんなにも

弱くて脆く、ダサくてかっこ悪いなんて。


だって、骨折なんてすぐ治ると思ってたから。





今回は骨折が教えてくれた【健康について】




さー8月始まりました。


蝉が鳴き始めたことを新鮮に感じていた初夏の朝がもう懐かしい。


ぎらつく紫外線にも慣れて、、


今日も暑いけど夏だしなぁ~と


すっかり夏に順応して冷静で落ち着いてるクールな部分と
お祭りや花火にドキドキしちゃう部分と入り混じるこの儚い

季節の移り変わりで

月日の経過の速さを感じています。



さて、前回のブログから
骨折の経過報告が随分と疎かになってしまいました・・・



あの時はいろいろあったなぁ~
では済ませれないこの度の骨折は自分史に刻まれた事柄なので


言葉に残しておこうと思いました。




ギプスの期間、療養期間の約2か月
仕事も全部ストップ。



家族にはもちろん、お客様にも甘えに甘えさせてもらいました。



何も出来ない自分の役割はただ一つ

“快復すること”



ゆっくりしたらいいじゃない!っと

おいしい時間や素晴らしい景色を一緒に過ごしてくれた大切な人



いつも応援して下さってる方々がとても励みでした。




本当にありがとうございました。



6月14日、ギプス固定終了。


38日間の末、骨折した骨は無事に形成されました。


やっとギプスから解放された快適さ、爽快さ!


常に片手は生卵を持っているような妙な緊張感から解き放たれてホッとしたのを覚えています。



利き手ではない左手とはいえ、お風呂や着替え、家事全般

何気ない小さな動きも不自由でとても苦戦しました。




大変だったし、痛かったけど治って
あーよかった!・・・と思いつつ


現実の状態は



私の左小指はペコっとお辞儀しているように折れたまま




ギプスでしっかりと定着された小指はビクともしません。

動かし方が全く分かりません。



“指ってどうやって動かすんだっけ?”



担当医師からの
「しばらくは引っかかると思いますが
リハビリ頑張ってくださいね」


「な、治るんですよね?」


衝撃で呼吸が上手く出来なくて吸いながら
か細く発した私に



「3か月くらいかな、頑張ってくださいね」



セルフレジの機械音から発する「ありがとうございました」くらい
「頑張ってくださいね」は単調で言葉の意味とは裏腹に不安感しかありませんでした。



「大丈夫、リハビリしたら大丈夫」

そう、自分に言い聞かして。




だって不安や心配事の9割は起こらないっていうし!





でも変わり果てた自分の左手を見ると


絶望感が押し寄せてきました。



小学校の頃の大嫌いだったドッジボールの当たった時みたい


溝内のあたりにドスっと一瞬息が出来なくなるあの感覚、、、


あ~
もう無理かも、、、


変形し異様な硬さの小指は不気味で憎くて仕方なかったです。



じわりじわりと湧き上がってくる涙に溺れそうになりました。



ネガティブはさらに悪循環を生むのであらゆる選択肢を奪いました。


もう、嫌。どうでもいい。


得意だった早起きも出来なくて
大好きだったランニングもする気もしない
一人の食事はコンビニ
朝から晩までYouTube見て現実逃避

早く治したいのに不健康な生活を自ら選んで
また自己嫌悪。


自分がやりたい事ではなく
これがしたいでもなく



もうこれしかないのかもしれない


可能性も見失ってしまいました。


目線が下がっている時の迷いは愚かな行為に繋がります。



自分はどうしたいのか、何が心地いいのか




優先すべき事柄を粗末にしました。



【健康】であることを。



健康とは・・・

WHO(世界保健機関)のWHO憲章では、「健康とは肉体的、精神的および社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」 と定義されています。




骨折して悲観的になって自ら健康になることを放棄していたんですよね。



自分が喜ぶこと、出来る事からやってみよう!




指が曲がっていても仕事は出来る、出来る範囲でやろう!



短いコースからさせていただきました。



最初は密着具合や動きの滑らかさに違和感があり万全ではない状態でしたが

いつもと変わらない!と言って下さるお声に前向きに治療に進む意欲が湧きました。



最初は激痛で投げやりだったリハビリも

今では自分を受け入れる時間になっていて



少しずつ継続していくことは

心のリハビリにもなっている気もします。




あなたは今【健康】ですか?



もし
いいえ、なら

健康で過ごせるために今から何かできることありませんか?





骨折という怪我を経験して


改めて気付く【健康】の有難み。


簡単に蝕まれてしまう心と流されてしまう半端な自分。




それでも
自分の本音は自分にしか分からない。



やっぱり


早起きが気持ちいいし


ランニングしてる瞬間が好きだし


目の前の人が笑ってる姿にホッとする。



でもそれは私自身がまず【健康】があってこそ。



今日も私と私の大切なみんな

が健やかで過ごせるように。



最後までブログを読んでくださってありがとうございました。



では、また~



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