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221. 孤島にひとりでいるような気持になった朝のこと

0時が過ぎてしまいましたが、
私にとってはまだ「今日(10月11日)」です。

noteを書かないと、今日が終われないので書きます。


今日の朝は、いつもよりバタバタでした。

私がうっかり寝坊をしてしまったからです。
夫はいつもどおり起き、仕事の準備をすませ、家を出発するところでした。

私は慌てて起きて、子どもたちを起こし、
朝食の準備や家事を猛スピードでこなし、
子どもたちを見送りました。

ただ、それだけのことです。

20分くらい寝坊した分、
毎朝やっている家事や育児を巻きでやった
ただそれだけのことです。

でも、悲しかった。



仕事のために遅れずにちゃんと起きていた夫が、
「大丈夫?」とか「起きなよ」とか、
一声もかけてくれなかったことが。

炊飯器のボタンを押すことすらしてくれなかったことが。
(予約ボタンを押し忘れた私が悪いのだけど)


悲しかった。




夫はふだんから頼まれたことしかやらない人です。
自分のことで精一杯だったんだと思います。


でも、悲しかった。

ほんとうに、頼まないと何もしてくれないんだ、ということが。


「孤島」にひとりでいるような気持になりました。


「孤軍奮闘、大変だね」
以前、ママ友にかけられた一言がよみがえりました。

そのママ友は自分のご両親が近くにいて
サポートを受けていました。


確かに私の両親は近くにはいない。

でも、「孤軍ではないはず。私には夫がいる」と思ってきたけど、
今朝は否定できなかった。

私は、家事と育児に「孤軍奮闘」しているような気持になった。

仕事復帰したら、これに仕事が加わって
もっともっと「孤軍奮闘」することになるんだろうか。

なんだか、この先、生きていくのが怖くなった。



それで、思わず生じた怒りを夫にぶつけてしまった。

「どうして頼まれたことしかやってくれないの」
「そんなんじゃ、私が仕事に復帰してからどうするの」
「育児や家事は私が、何から何までぜんぶ一人でやるの」

夫は、何も言わず、悲しそうな顔をして家を出発していった。



夫は不器用な人ですが、
私の話をちゃんと聞いてくれる人、
私の話をわかろうとしてくれる人です。

そこに希望を見出しています。

これまでもたくさん話しをして
一緒に乗り越えてきたと思っています。


今日は当直で夫が不在なので、
明日、夫と、ちゃんと話をしてみます。



今に始まったことではないのだから、
夫がこういう人だと分かっていて、
こうなることも予想がついていて、
それでも3人の子どもを授かりたくて
一緒に家庭を築いてきたのだから。

それでも幸せになるという覚悟の上で、
してきたことなのだから。

いっぱいいっぱい話し合って、一緒に乗り越えていきたいです。

不器用でいいよ。

ただ、私に丸投げをしないで
できることはやってよ。
やってみてよ。

一緒に戦ってよ。

私たちふたりの子どもたちでしょう。

私を一人にしないでよ。


この先の道は間違いなく大変だろうけど

一緒に戦ってくれたら

きっと、苦しみは半分になるから。
喜びは倍になるから。

この記事に書いた気持は、決して嘘なんかじゃないから、
夫に話をしようと思います。



読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。