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205. 欠けていてもいい。いてくれるだけでもいい。私だって欠けている。でも、信じている。

子育てをしていると、たまにぞっとすることがある。


◯ヶ月健診の用紙や育児関係の資料で
チェック項目がずらーっと並んでいるのを見たとき。

ちゃんと全部できているか不安になる。

できていない項目を見つければ
できていないのは私が◯◯だったからだろう、と
罪悪感を感じたり、
子育ての責任の重さを痛感したりする。



月齢の近い他の子を見たとき。
自分の子と比べて、遅いとか早いとか気になってしまったりする。


できていることがいっぱいあっても
わずかなできていないことを
できるようになるかなって
心配してしまったりする。



母として、その時その時にできる限りのことをしてやりたい。
それは私の大事な仕事だと思っている。

また、我が子が大切だからこそ心配になるわけで
心配するのは自然なことでもあると思う。

ただ、同時に、いつも思うのは、
そんなことばっかり気にしてたら本当にもったいない
ってこと。


子どもが私たちのところに来てくれるまでの
先の見えないトンネルの中にいたような
気持ちを思い出すと、心からそう思う。


いてくれるだけでも、すごいこと

この子がここにいてくれているだけでも、すごいことじゃないか。
元気にここまで大きくなってくれただけでも、すごいじゃないかって。

だから、心配ばっかりするのではなく、

一緒にいられる時間を楽しみたい、
今しかない今のあなたを覚えていたい、
いっぱいいっぱい抱きしめて、
いっぱいいっぱい大好きだよって伝えたいと思うのです。

ぜんぶできている子なんているの?? 

「◯◯が遅れてて・・心配なんだ。大丈夫かな」
そんな風に夫に相談したとき、言ってくれたこと。

本当にそうだなって思った。

食事も運動も言葉も、ぜーんぶ完璧に
できている子なんていないはず。

私がぜーんぶできていない母であるように。

完璧な子も、完璧な母も、いるわけがないものね。

早ければ早いほどいいの?遅かったらダメなの?

それも夫が言ってくれた。

そんなこと、ないよね、うん。
それぞれのペースがあるよね。

できるようになれば、それでいいよね。

それも分かっている。


ただ、信じていたい。

ただ、信じたいと思う。
信じていたいと思う。

自分のことも、子どものことも、信じていたい。

きっと、できるようになるって。
きっと、大丈夫だって。

こんなとき、思い出すのは、相田みつをさんの言葉。

相田みつを いのちのことば「育てたように子は育つ」小学館文庫より

欠点まるがかえで信ずる

欠けていたっていい。
私自身、欠けているところばかり。

でも、それでも、私は幸せだし、
私は私を信じている。

だから、これからも、
自分のことも、子どものことも、
「欠点まるがかえで信じ」続けていきたい。


そうしたら、
悩みは尽きなくても
いつも幸せでいられると思うから。

いつも幸せでいること。
いつもご機嫌でいること。

それ以上に大切なことなんてないはず。

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。