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#89 損得じゃない。楽しいからやっているだけ。できるようになりたいだけ。

5歳の長女は、何でも「一生懸命に」やる。
好奇心旺盛で、何でも「やりたい」と言う。

そんな姿を見ていると、ハッとする。

私は「これやって何になる?」って、
やる前から損得ばかり考えていないか、と。

長女はそんなこと、考えていない。

ただ「楽しい」から、やっている。
ただ「できるようになりたい」から、やっている。

損得の意味が分かっていない

「◯◯すると、得だよ。」
「◯◯しないと、損だよ。」

そんな風に言うと、5歳の長女は

「得って何?」
「損って何?」

と尋ねてくる。

得っていうのは、自分の幸せが増えて嬉しくなること。
損っていうのは、自分の幸せが減って悲しくなること。

そんな風に説明しているけれど、
まだ尋ねてくることがあるから、よく分かっていないのだと思う。

損得じゃない。でも、ちゃんと幸せになる方を選んでいる。

子どもだって、幸せになりたいと、切実に思っている。
そのために必死で生きている。

だから、子どもの行動を見ていると、
子どもって賢いなぁと思う。

子どもは損得という言葉を理解していないだけで、
本能的に幸せになる方を必ず選んでいると思う。

赤ちゃんですら、そうだと感じる。

室内の鉄棒にチャレンジし続ける長女

我が家のリビングには鉄棒がある。

我が家にある子ども用の鉄棒。悪目立ちしないので、白色にしてよかった。

体操の先生のYou Tubeを見たりしながら練習したら、
前回り、足掛け周り、足抜き周りなどができるようになった。
今は、逆上がりと足掛け連続周りを練習している。

何度も何度も、暇さえあれば練習している。

私は公園に行くときにたまにするぐらいだったから、
鉄棒は好きではなかったし、苦手意識があった。

だから、家にあったら気軽に練習できるから、
子どもが鉄棒に苦手意識をもたないといい、と思って購入した。

その狙いが的中したのだが、
こんなに遊んでくれると思っていなかったので驚いた。

「どうしてそんなに何度もやるの?」と聞くと、
「だって、楽しいもん」「できるようになりたいんだもん」という。

そして、
「ママ、見てみてー」
「新しく、こんなことができるようになったよ」
そうやって毎日教えてくれる。

そんな長女が体育レッスンに行きたいと言い出した。

逆上がりと縄跳びができないから体育レッスンに行きたい、
体育レッスンに行っている子はみんなできてるから、と言い出した。

体育レッスンは、幼稚園で通常保育の中に月に2回ほどあるのだが、
それに加えて放課後のレッスンも受けたい、ということだった。

先日、放課後の体育レッスンの見学に行ったら、できていない子もいた。

正直、やっぱり…と思った。
体育レッスンに行ったから必ずできるようになるわけではない。

でも、長女にとっては、そんなことは問題ではないのだ。

何だってやってみなければ分からないし、
何より、長女はやりたいのだから。

できるようになりたいから、やりたいのだ。
楽しいから、もっとやりたいのだ。

応援してあげよう。

損得じゃない。
優劣じゃない。

楽しいから、もっとやりたい。
できるようになりたいから、もっとやりたい。

その気持ちを大切にしてあげよう。

自分の過去は取り戻せないけど、
子どもたちの未来は選べるのだから。

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