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映画『森の学校』をご覧になった皆様へ

Akiです。昨年の話になります。恐縮です…。

2023年12月11日に、近くの映画館で
俳優の三浦春馬さんが子役時代に主演された
映画『森の学校』を観賞してきました。
 
この映画はDVD化されておらず、映画館のみで
上映されるため、ドリパスでチケットを取りました。

『森の学校』を観賞した日の夜、三浦春馬さんが
原作者の河合雅雄さんをお連れになり、
話しかけて来られました。

お二方からのメッセージをお届けします。
まずは、春馬さんからです。

えー、三浦春馬です

この度、僕の少年時代に出演させていただいた
『森の学校』をご覧になってくださり、
大変ありがとうございます!
(深々と頭を下げた)

えー、なんせもう小学生の頃に撮った作品なので、
実を言うと、あまり覚えていません…
あはっ(頭を掻いて苦笑い)

ただ、監督からの指示と
台本をひたすら読んで臨んだことだけは覚えています

自然豊かな丹羽篠山の田舎町を舞台に、
マトが逞しく成長していく姿を
演じさせていただきまして、
まあ、僕の本来の性格にピッタリだったので、
素手で動物や虫を捕まえたり、
走り回るのも楽しくて仕方なかったですね

なんだか話しているうちに思い出してきました
ふふっ笑

実はこの作品の原作者である河合先生とは、
こちらで会いました

あの時と変わらない雰囲気で、
あれこれたくさん話し合いました

僕は今、ここにいる子どもたちをみていますが、
河合先生にも来ていただいて、
子どもたちにお話されています

時々一緒に遊んでくださったりもして、
やはり、大人も一人の子供だったんだなって、
当たり前なんですけど、僕も子供だったんだし、
その童心に帰ることって大人には必要なことなんだな
って改めて思いました

この作品の世界観が幻になってしまわないよう、
皆さんの心の故郷として、
「この作品を愛して」とは言いすぎかもしれませんが
これからもぜひ映画館まで足を運んでいただき、
ご覧になっていただきたいなと思っております

以上、マト役の三浦春馬でした
(軽く右手を挙げて振りました)

少し照れくさそうでした

続いて、違う男性の声が聞こえてきました。

ちょいと、よろしいかな…
わたしはあの作品(森の学校)の原作者・河合雅雄です
(軽く頭を下げました)

そうです 皆さんに観てもらい、
わたしは非常に感激しています、本当に…
今の人たちに観てもらえることが、
こんなにたまらなく嬉しいとは
原作者冥利に尽きます

この作品自体がわたしからのメッセージ、
伝えたいことなので、皆さんには
改めて紹介しなくてもいいかなと思っております

春馬くんは体当たりのように見えて、
実に普通に演技なのか素なのか、
こちらとしてもよく掴めないまま
撮ってきた記憶があります

これからもこの日常だった時代が
いつか懐かしい時代になり、
いつかはおとぎ話のような扱いになるやもしれません

それでもいいのです
皆さんが生きているずーっと昔には
このような世界があったことを只々忘れて欲しくない

それがわたしの伝えたいことであります

定期的に上映してくださるスタッフの皆さんには、
わたしの思いがしっかり伝わっているようで、
安心しています

ではまたいつかお目にかかることを
楽しみにしています

そうそう、わたしはこちらにきて、
大人になった春馬くんとよく話します

そして、こちらにいる子どもたちに話しています

みんな目を輝かせて話を聞いてくれて、
わたしもつい熱が入る次第です

ここにいる子どもたちがいつか、
そちらの世界へ行ったときには
快く迎えてほしいものです

では失礼
河合雅雄

穏やかな話し方です

ネタバレになるので、あまり詳しく書けませんが
マトは虫、動物、そして人、家族も友達も仲間も
含めて、全ての生き物と対峙してマトなりに学び、
逞しく生きています。

この作品で描かれている家庭や学校の様子が
全く違うので、子育て世代のパパさん、ママさんにも
お勧めです。
 
私自身「子育てって、こんなにアバウトでいいんだ!」
と思いました。
たぶん、子育てにおいて押さえるポイントが
私がズレていたのかもしれません。

公園にポータブルゲームを持って行く息子と正反対
なので、子どもにも見せてあげたいし、体験させたい
と思いました。
 

ご興味がありましたら、
ぜひ『森の学校』をご観賞ください!
 

春馬さんと河合雅雄さんの思いが届きますように。


このメッセージは、マガジン

《 三浦春馬さんからのメッセージ集 》

に追加しています。

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