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逃げ癖が治らなくて絶望している君へ。

わたしは逃げ癖がひどい。子供のころからそうだ。以前もめちゃくちゃネガティブな、逃げ癖を振り返る記事を書いた。
そんな私は最近、逃げ癖を直そうと頑張っていて、以前なら諦めていたことも少しは続けられるようになったと思う。
そのコツというか、逃げ癖について新たに気づいたことを書こうと思う。
(しかし、もちろんヤバい状況からは一刻も早く逃げてください)

早めに人に相談してみる(ただし適切な人に)

わたしの場合、よくある逃げパターンというのがだいたい決まっていて、「やめたい、逃げたい」という気持ちが大きくなって逃げる準備完了した状態で、ようやく人に言える、というものだ。バイトでも習い事でも学校でも、今までは平然とこなしているように見えて全然相談とかもしなかったのに、いきなり「辞めたいです…」ということがかなり多い。なぜそうなるか自分なりに考えてみたのだが、やっている途中で少し嫌だな~と思ってもその気持ちを無視して気づかないことにしているからだと思う。その結果、小さな「嫌だな」を溜めに溜め、ついに爆発する。周りの人からしたらたまったもんじゃないし、自分自身もすぐやめてしまうことでまた落ち込むだけ。だから早めに「ちょっと続けるのが難しいかもって悩んでいて」と誰かに相談することが必要だと感じた。
最近も新しいバイトを始めたのだが、なんと史上最速の一日でやめようと思った。しかしオーナーの人(採用してくれた人)に電話で相談したら「なんで向いていないと思った?」と聞いてくれたり、業務内容やシフトを少なくして慣らしていこうと提案してくれたりした。そのおかげでもう少し頑張ってみようという気持ちになり、続けることにした。また「何事も経験だよ、それにそんなに肩に力入れなくてもいい」と言ってくれて、真面目に考えすぎていたんだな、と気づいた。
このバイトの例は人に恵まれているし、すべての例がこうなるとは限らないが、よほどブラックな環境とかモラハラがすごくてルールもめちゃくちゃ、とかじゃない限りは、迷ったら人に相談してみると状況が変わることってあるんだな~と思った。
また勉強や習い事は割とできる方だったのもあって、優秀、という目で見られていて弱みを言えなかった。怖い、とかやりたくない、とかこんなにプレッシャーを感じているのはおかしいのではないか、とさえ思っていた。だから余計に人に言えなかった。でも、そう感じるのはおかしいことじゃないし、怖いって思って当たり前。その感情を話してみたら、思いつかなかった視点や解決法が分かるときもあるし、自分がそう思っているということを認めるだけでも楽になったと思う。

少し頑張って耐える

根性論は好きじゃないが、頑張れる時には頑張ることが必要だと思った。わたしは以前までは、おのれの快不快のみを軸に生きていたところがある。すこしでも不快に感じたら即逃げの姿勢をとっていた。でもこれは後で苦労するだけだと気づいた。一瞬不快から逃れられてすっきりしても、また別の不快に追われることになる。こんなことを書くと、ほかの逃げ癖ラーの皆さんは、マジで逃げ場がなくなると怖くなって焦るかもしれない。しかしわたしもかなりの回数逃げ癖を発動させてきたが、今少しは頑張って不快に耐えることができるようになったし、思っていたほど苦痛じゃなくなったので大丈夫。ネットで「逃げ癖 直し方」と調べると、説教みたいなのとか恐ろしいことが書いてあるものをいっぱい目にして落ち込むかもしれない。「逃げない」ことも「逃げる」ことも怖くなって絶望した時もあるけど、少しづつ変わっていくからそんなに心配しなくていい。
それに一番目のコツで書いたように、素直に自分の気持ちを話せば、格段に楽になることも結構ある。

最後に

偉そうなことを書いてきたが、わたしもまだまだ逃げ癖改善の初心者である。これからもまた逃げてしまうことがあると思うし、絶望・葛藤することもたくさんあるだろう。考えが甘い、と批判されるかもしれない。でも周りの人の力を借りながら、少しづつ頑張れば変えられる。全世界の逃げ癖ラーのみんな、一緒に頑張ろうね。

最後まで読んでくれてありがとう。Luenna

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