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超有料級動画から学んだことから未来の歯科医院を妄想する

こんにちは!歯科医師Hachiです!

この動画めちゃくちゃおもしろかったです!

こんなの無料で流していいのか!?というくらい深い学びがいっぱい詰まった内容でした。

その中で、僕が特にポイントだなと思ったのが以下の3つ。

・子どものハートをつかむ
・ヒトではなくハコで集める
・利用者だけでなく寄贈者にも売る

このことから、もし自分が歯科医院を開業したとして、上の3つを応用したらどうなるかを妄想してみようと思います。

子どものハートをつかむ

例えば集客をするときに、ターゲットを30代、40代をメインターゲットにしたとします。

そうすると、20代よりは少しお金を使える人が多かったり、お子さんがいる人がいたりします。

お子さんと野球やサッカー、バスケなどの試合を観戦に行くと、そこでグッズを買いますよね。

買ったグッズは家の目につくところに飾られます。

これが一つの宣伝となるわけです。

しっかり子どものハートをつかむ演出ができていれば、そのグッズを見て

「また試合見にいきたい」

となるわけです。

こうして、定期的に試合観戦に行く流れができて、集客につながります。


一方で、子どものハートをつかむ上で、「初めて」の経験をしっかりグリップすることが大事です。

誰だって「初めて」の出来事は更新されないはずです。

初めてのキスとか、初めて乗ったジェットコースターとかはみなさん覚えてませんか?

なので、子供の初めての経験をすごく良いものにすれば、その記憶は一生残るはずです。

こういったことを歯科医院に転用するとすれば、

やはり子どもが歯医者に行きたくなるような仕掛けをたくさん作りたいなと思います。

内装だったり、治療の仕方だったり、工夫できるところはたくさんあります。

そして、子どもが貰って喜ぶような歯科グッズもプレゼントしてあげれば、それが宣伝となり、新たな集客や定期的な来院にもつながるはずです。

子どものハートをつかむことは、長く歯科医院を経営する上でものすごく重要だと思いました。


ヒトではなくハコで集める

これは、例えばプロスポーツチームだと、人気選手のトレードがあるわけです。

人気選手が別のチームへ行ってしまった後、そのチームの集客が落ちてしまったら、

「あの選手がいなくなったからしょうがない」

と言い訳になってしまうし、運営スタッフのモチベーションも低下してしまいます。

そうではなく、そのチーム自体を好きになってもらえれば、選手が入れ替わろうがずっとそのチームを応援してもらえるはずです。

歯科医院で言えば、女性が多い職場ですから、結婚や妊娠などで退職することは多く発生します。

そこで、歯科医院でもヒトではなく医院を好きになってもらう工夫が必要だと思いました。

これも先ほどの例と重なりますが、医院の内装や雰囲気などが当てはまるかと思います。


利用者だけでなく寄贈者にも売る

これはどういうことかというと、

ランドセルとかはおじいちゃんおばあちゃんが買ってくれたりしますよね?

利用者は孫ですが、買うのは寄贈者であるおじいちゃんおばあちゃんです。

これがまさに寄贈者に売るということなんですね。

おじいちゃんおばあちゃんは、孫の喜ぶ顔を見たくて、身銭を切ってランドセルを買ってあげるわけです。

あとは「寄付」とかもありますね。

先ほどのランドセルの例とは違って、対象は見ず知らずの人ですが、自分が寄付したお金やモノで誰かが幸せになるならそれでいいと思われる人も世の中にはいます。

「寄贈者の人が誰かにお金を使って、ちゃんと感謝してもらえる」

いわば、寄贈者の人が気持ちよくお金を出せるような仕組みが作れれば、「寄贈者に売る」という考えも一つの方法ではないかと考えます。


これを歯科医院で転用するとして、

矯正治療やインプラント治療は高額であるため、治療を受けるのを諦めた人はたくさんいると思います。

そこで、実際に治療を受けた人が満足していただいて、これを他の人にも受けてほしいとか、口腔環境を整えて健康寿命を伸ばすという理念に共感していただいた方に、寄付金を募ります。

そこでプールしたお金から、必要な人にそのお金を使って治療を受けていただく。

そういったことができたら最高だなと思います。

こんなの絵空事で、実際に寄付する人なんているのかわからないですが、新しい試みとしてはおもしろいんじゃないかなぁと感じてます。

もちろん誰でもその寄付金を使えるわけではなく、何かしら条件を作る必要があるし、寄付していただいた方にはどのように感謝を伝えるかなど考えることはいっぱいです。


‥とまぁ、いろいろ妄想しましたが、

ひとまずこの西野さんの動画は面白くて勉強になるので、ぜひ見てみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします!


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