X　スペースより　１９７　「殺人事件絡みのご相談の話」

殺人事件絡みのご相談

ざっくり説明するとうちの親戚が路上で殺されたんですよ

その親戚、俺知りあいじゃないんだけど
親戚2～3人介しててうちに話が来たわけ

遠い親戚なんで初めましてなんだけど
「久しぶりとか言って」俺会ったこともないような人

その方の息子様がベロベロに酔っ払って介抱してくれた女性にちょっともたれかかっちゃったらしいよね
そしたらその彼氏が切れてま殴る蹴るをしたと
内蔵が破裂しちゃって失血死でたった40歳ぐらいだったんだけどこの世を去ったと

当事者同士、加害者と被害者は半年ぐらい前からも知りあいだった
その相談っていうのは奥様というかメインはお母様からで
その加害者に対して遺族請求を行いたいと民事なんだけども

この殺された本人もこのお母さんもみんなでエステやってたのよ
でもみんな債務超過なの
だからちょっとタカリたい部分もあるわけよ

で金がない中でどうやって裁判すればいいかっていう相談だったわけ

この犯人に対してさらにあるのはこの悪質性を見て2000万の損害賠償を遺族として起こすことはできるんだけれど
これをするには当然死んだ本人の請求権を相続する必要があるわけよ
本人に変わって嫁なりお母さんが民事でお金の請求をする権利というのを死な人間が訴訟できないから
代わりにその請求権の権利を嫁なりが相続するわけ
それで代わりに代理人として請求するっていう

もちろん遺族請求って別で遺族が付帯される請求もあるんだけれも額面が違うわけ請求の上限が
旦那に変わって私がってなると2～3000万ぐらい今回見込めるんだけれども
もしその相続をせずに単純に親戚一同がみんなで訴訟する場合は多くて5～600ぐらいだろうっていう想定なの

今回どっちがいいですかと

けどねここで判断なんだけど、その請求権をゲットするんだけど
その旦那さん自己破産するぐらいの借金あるわけ
いっぱいこさえた借金が2000万ぐらい

だから2000万手に入れて2000万請求する権利に手に入れるってちょっとアホ臭くないかっていう
現実的な判断まず目を覚せる必要があったわけ

ちょっとそれだとなかなか現実的じゃないからね
じゃ遺族だけで請求できる権利っていうのがあるから
それを皆さんで請求かけましょうと だけどね、あのこれにも当然費用かかりますよと

仮にその裁判に勝って裁判所の方からま500万600万回収する権利というものを認められたとしても つまり債権を得たとしても、その加害者に支払いの財源があるかどうかは別の話なんよ

この加害者っていうのはスナックの店員で資産もないただの派遣なのよ
財源も何もないのよ資産も親の資産まで探してた、でもないのよ

だからただの紙屑になる可能性がある
債権の差し押さえたところで一体いくらかかるんだっていう話なわけよ

だから「お怒りの気持ちは十分分かるんだけれどもここはちょっと冷静に損得で判断するしかないんじゃありませんか」っていう

殺人の場合っていうのは死んだら国から遺族に対して保証金が2000万程は出るのよ
多分今回も2～3000は出るはずなの
だからもうそれで目をつった方がいい部分があるわけお金の部分だけで言うならば

そもそもさこの奥さん自体も子供3人いるわけですよまだ5歳とか7歳とかの
この子たちを1人で養っていくわけシンママとして
これからその2～3000万を切り崩してさで行くんだけれど
それで生活がやっぱ担保されないから最終的にはその生活保護なり受けなきゃいけないわけよ

そういうことも前提にし た時に足場を固めましょうと
つまり相手に攻撃を仕掛けるのではなくその前提の足場を固めないとやっぱ話が進まんとっていう話をするんだけど

この遺族の関係者の連中だけでグループラインでしてたんだけれど
どんどん増えてったわけよ途中から
最初は3人ぐらいの最小人数で話した方が大人数で話すより進むから人数少なめにしましょうって言ってたのにどんどん増えてくわけ最後７人ぐらいなったのかな

ここが問題、全員頭がよろしくないんですよ

あの田舎の人でもうとにかくさ短絡的も直上的な感じなの だから正直言てもうお猿さんなんですよみんな
境界知能っていうの我々の業界でいう宇宙人っていう人たちなのね
まともに会話が成立しない

例えば
「犯人は資産がないから回収が困難な実態がありますよ」っていう説明をしても
「そんなの許せません絶対に取り返したいと思います」とか言うわけ
もうその話も５回ぐらいした、たった2日間ぐらいで 宇宙人の相手するほど俺も正直暇じゃないから

もう途中から、もうこれ弁護士入ってもらった方がいいやと思うこの段階から
感情を抑えることって無理なのであれば一旦発散させて効果がないっていうことを分からすしかないから

これ途中で却下する前提で訴訟してもらった方がいいなと思ったの彼らに

矛を収めることができないわけよどう考えても

そう考えた時にやっぱこう弁護士さんていうのはすごくいいんですよ

というのも宇宙人の翻訳機能やってくれるから間に入って
だからとにかく売れない弁護士に依頼しようと思ってて
その人の方が親身になって優しくやってくれるから

こう心理カウンセラーで事件自体すごいシンプルだからその戦略の骨子をもう向こうに伝えて
あとはもう「ちょっとすいません、先生の方で宇宙人と会話してください」と

なんか思った、おバカさんの連中ってすぐ喧嘩になるよね
分かるんだよもちろん、やっぱりさ息子さんを殺されてるし、そんなに簡単には思えないんだけれども

親族ってそういう時に冷静な人間がさ1人か2人いて、その人が淡々とやるみたいな人が必要なんだけど
いないのよここに限っては、もうみんなが「ギャー」って言ってるだけなの
きついと思って、なんか互いに的を得てないキャッチボールばっかしてるわけそこで
すぐ言い合いになってんのよ家族同士

もうこの殺人事件自体も正直この突発的なイザコザで起きたすっごいくだらない事件なんよ
誰も得してないし、動機も衝動的で浅はかというか
なんかもうこの親族にしてこの事件ありみたいな

なんかね宇宙人って事件起こしやすいんだなって思ったよね改めて

損得で考えられないの、感情が気持ちいいか気持ちよくないかみたいな

俺も事件ばっかの人生だからその意味で同じ穴の宇宙人なんだけど
相談者一応遠い親戚だからなんかうちの血ってアホなのかなって思ったよね

親戚っていう組織でも優しさとか必要なんだよ

ドライの人も必要なんだなと思う ちょっと優しいお金のない弁護士さん選んでる今回

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