"ピンチな"経営者の味方

経営で直面する「失敗 & トラブル」は経験豊富です。 事業に失敗してピンチな経…

"ピンチな"経営者の味方

経営で直面する「失敗 & トラブル」は経験豊富です。 事業に失敗してピンチな経営者達をチームでサポートしています。

マガジン

  • 借金...「地獄の歩き方」

    父の"ヤバめ"な会社をノリで継承 蓋を開けたら、借金1.2億で破産寸前 頼みの綱の「破産」も450万ほどかかると知り絶望... なす術なく、返済をストップしたら債権者からの怒涛の回収攻撃... 破産...リスケ...督促...差し押さえ... 8年に及ぶ借金地獄からどう生還したのかを 赤裸々に晒してゆくノンフィクションコラムです。

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自己紹介

父の会社が破産危機となり、ノリで会社を継承し、借金地獄の日々をスタート。 破産に多額の費用がかかると知らずにリセットを断念した結果、 債権者(企業/個人/国税)から怒涛の攻撃に遭います… そんな状況を生々しく語ったマガジンです。 上記の経験から、「しくじり経営者」の相談を受けることが多く、 そんな経営者のサポートを日々しております。

    • X スペースより 280 「税務署も辛いのよ」

      今週うちのお客様の会社に税務署長から手紙が届いたと 社長性格悪いとかいいとかあるから そこにはねその債務の状況がパーっと書かれててさ 面白いのは上にポストイットが貼られてたわけですよメモ書きが よくよく見るとその内容っていうのが その本社の滞納の件について終了しようと考えておりますと で是非お電話くださいっていう風に書かれていたと でもこれおかしいんですよ だって終わらせるんだったら通例通り 消滅通知をただ出せばいいだけなんです  それで終了なわけだから でもなんでこ

      • X スペースより 279 「保証人と離婚」

        そういえば保証人で思い出したんだけど そのよく再生に入る介入する社長さんの奥様から こういう債務超過の状況の中でその借金問題解決するために 離婚した方がいいですかていう風に決まって質問されるんよ これ正解わかる? 婚姻関係と借金の保証人の問題って 全く相関しないんですよ 極論結婚してても連帯保証人じゃなければ保証義務はないのね 逆に離婚してても連帯保証人だったら保証義務は発生するんだよ離婚後も それ自体は直接関係がないけどその紐づいてるかどうかっていうのが 非常に大き

        • X スペースより 278 「お灸を据える(後半)」

          やっぱだからこういうことをその本当であれば こういうことを事前に予測して バイトの人間と身元の保証人の契約を結んでおくといいわけよ つまり今言ったような母親だったり父親なり こういうのは有事の際の代理窓口みたいな形で設定しおく 要は人質ですよ やっぱり請求をバイト本人じゃなくって そういった両親に対して矛先を変える さらに今言った請求の中身に期限の利益を設定しておくわけ で同時に一括請求すてるような形で 損害の金利もそっから発生しますよっていう形で設定しておいて ある意味

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        • 借金...「地獄の歩き方」
          28本

        記事

          X スペースより 277 「お灸を据える(前半)」

          弱い立場にいる人にあんまり攻撃しかけるっていうのは しない主義なんだけども 状況次第で相手にお灸を据えるって意味では そういう目的でちょっと軽い攻撃を仕掛けることがあるわけです その典型的な例が今みたいなスタッフのバックレ っていう結構典型的で だからここを聞いてるその社長さんなんかも やっぱり1度や2度は採用スタッフに初日からばっくれられるような 苦い経験されたことある人もいるとは思うんだよね やっぱそんな時は今みたいに まずは被害を明確にするってことなんですよ でそ

          X スペースより 277 「お灸を据える(前半)」

          X スペースより 276 「スタッフを見抜くテク」

          面白い話聞いたんだけど 今週あるプロのカメラマンさんとちょっと食事する機会があったのね そのプロのカメラマンさんが新人のアシスタントを採用して 日も間もない頃にあるテストをするんだって 見抜き方っていうね それが「3時のおやつ適当に買ってこい」って指示するんだって その時に例えば数が少ないとか ちょっと場違いなもの買ってくるとか あるいは予算感がちょっと大幅にずれてるものを買ってくるやつは もう大体仕事でもヘマするって なんかこれ一理あるなと思うんだよね 雇う側の気持

          X スペースより 276 「スタッフを見抜くテク」

          X スペースより 275 「お客を見抜くテク(後半)」

          俺結構こういう業界におけるその独自の第六感の話ってすごい好きで 要所要所で聞いたりするんだけど 例えばカラオケのベテランの店長って 来店してきたお客さんの姿見てこいつって何歌うかって 大体当てることができるんだって だから後で終わった後に履歴見るとほとんど合ってたりとかするんだってさやっぱあの曲歌ったとか あちら飲食店なんかもそのベテランの受付 いわゆる電話の対応の人間は予約の相手の電話の感じで 相手のレベルがもうほとんど分かるっていう風に言われてんのよ だから電話口で

          X スペースより 275 「お客を見抜くテク(後半)」

          X スペースより 274 「お客を見抜くテク(前半)」

          タクシーの運転士さんと話すのすごい好きで よく雑談するんだけど そのベテランの運転士さんに当たると必ずする質問があるんだよ お客さんを見抜く独自の方法ありますかって質問なの でみんな一応にあるんよベテランって そのベテランってやっぱり人間観察力が結構鋭くて その多くのよく返ってくる答えのパターンとしては その手を上げてるお客さんの姿を見るだけで 目的地の距離がわかるっていうふうに揃えていうの ある意味 第六感的なもんなんだけど それをこう色々聞いていくとやっぱりある程

          X スペースより 274 「お客を見抜くテク(前半)」

          X スペースより 273 「贈り物」

          170cm以下の男には人権がないという発言で 炎上した毒舌配信者のたぬかな 彼女が最近あのとあるAV女優さんの投稿に対してこう噛みついて ちょっと話題となったんですね でこのたぬかなは何を言ったかというと 398円の品を恥ずかしげもなく贈れるような ファンたちの思考が気持ち悪いと そのように揶揄したんですね この指摘には 実は自身も身に積まされるような思い出があります 以前とある社長のカバン持ちをしていた時代に 取引先の社長様が誕生日という風に聞いて 手元にあったスペイ

          X スペースより 273 「贈り物」

          X スペースより 272 「おっさんの涙(後半)」

          あのすいません 一応ポリコレ時代ですから おっさんももれなくちょっと包み込んでいかなきゃなと思いますけども この案件は元々破産弁護士さんからの依頼なんですよ 弁護士さんからの案件なんだけれども これ破産したら逆にアウトな案件なのよ つまり債権者集会で銀行同士集まっちゃうわけ え?オタクは?みたいな 全員彼女が集まるみたいな え?私と結婚するって言ったじゃない?みたいな(笑) 7人トライアングルどころか 7対1になるに決まってんじゃん絶対その場でだからなんかヤブヘビ感満載なん

          X スペースより 272 「おっさんの涙(後半)」

          X スペースより 271 「おっさんの涙(前半)」

          今年も宇宙人の社長が我が借金村にやってまいりました 毎年ですねあの1シーズンごとぐらいに宇宙人やってくるんですけれども 今年の第1人目の記念すべき宇宙人社長でございます この社長ですね 農家を経営していて売上は5億ぐらいあるのかな けれどもザルな経営してるから債務超過に陥ったと 最初に会う前に全部調べさせてもらったんだけれども 決算書見ると明らかに粉飾してる感じが見えたわけですよ だから最初に会った時に「これ粉飾してるでしょ」って聞いたら あの銀行から金を当時工面するた

          X スペースより 271 「おっさんの涙(前半)」

          X スペースより 270 「世話になった人(後半)」

          まあ簡単な話なんですけど 去年あげたことにすればいいじゃないと 簡単に言うと決算が7月なんですよ この会社は ってことは去年の8月に1円で譲渡したことにすればいい 全部バックデートで契約書を作ってしまえばいいんですよ 借金漬けの価値なしの株でしょ? だから1円譲渡でオッケーなわけですよ じゃあ1円だから通帳じゃなくて手渡しで渡しましたと だから通帳に記録なんてないんですって言ったって 別に税務所も理解するじゃん1円だったら という形で裏付けがなくても これが裏付けですと

          X スペースより 270 「世話になった人(後半)」

          X スペースより 269 「世話になった人(前半)」

          むかし懇意にしてもらったコンサル会社の社長さんなんですけれども 今年の1月にお亡くなりになったんです もう俺の周り最近死にまくってんだよね(笑) めちゃくちゃ死んでる 5〜6人ぐらい死んでる(笑) 単純に上の人と接すことが多いから そういうだけの話なんだけど(笑) この方 当時飲食業のコンサルやってる方で わりかし業界で有名な方だったんですよ 具体的に何やってるかっていうと丸ビルとかああいうところに ワンフロア商業施設ができるじゃない 飲食の そのフロア全体にどの店をどっ

          X スペースより 269 「世話になった人(前半)」

          X スペースより 268 「刑事と民事の境目(後半)」

          だからその訪問に関してもその勝手に家を開けてきてっていう形で 本来民事で終わるはずのものを刑事に切り替えようとしてるわけですよ やっぱり文面にも 非常に刑事事件に抵触するんじゃないかっていう風なことを懸念する 「非常にあの情熱的で仕事熱心なあの彼はクビにはしないでくださいね」っていう風に あの我々はこれで上用銀行さんも出禁にしたと(笑) 一切来なくなったね、2人が1日4回来てたのに(笑) この送ったらいやあれっておかしいなって 元気でやってるかな?って まあですねこのガー

          X スペースより 268 「刑事と民事の境目(後半)」

          X スペースより 267 「刑事と民事の境目(前半)」

          ある運転手がおそらく警官に止められたんだよね車を その動画は職務質問うけてる状態から始まった で身分書の提示を警察から求められて そのドライバーの人間は任意の調査だから 提示義務はないっていう風に主張して抵抗したと 撮影者は任意の職質だってことをアピールし続けて提出を拒むんだけれどもなかなか警察も折れないっていう感じだったと そしたら途中からもう1人の警官が登場してきて やましいことなけりゃ身分証出せこらみたいな形で威圧してきたと 運転手はこの恫喝にちょっと便乗する感じで

          X スペースより 267 「刑事と民事の境目(前半)」

          X スペースより 266 「お金を貸す相手」

          この前、街金をしてる社長がちょっと面白いこと言ったんですよ まあファクタリング業者の社長さんなんだけどさ 「僕らみたいな金貸していうのは 自分より賢いやつに銭には貸さないんですよ」 っていうのよ それが鉄則だと 「その証拠にその金貸しって絶対に弁護士には貸さないんですよ」って 問題が起きると手に負えないから 要はそっちのコミュニケーションがすごい複雑になるよりも 馬鹿に貸した方がよっぽどいいと 「じゃあでもお金持ちに貸すんですよね?」って聞くと だから医者に貸すんだって

          X スペースより 266 「お金を貸す相手」