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HSPを研究しながら改めて思うこと・・・

ここに記しておこう。

インターネットがこの世の中に普及されてきてから
我々の生活はかなり一転して変わったと思う。
きっと世の中の人が感じていることだと思うが・・・

それでもなお
ITに頼らずに生活をしていらっしゃる方もいると思うが・・・

特に10年くらい前から
俗に言われる新世代の人たち
一時大きなセミナー・自己啓発系?
多分、六本木の「ヒル族?」
(私は当時日本にいなくて実際のところはI'm not sure…)
やたら、ネットでの呼びかけ
セミナー参加で盛んだった時代があったような・・・

参加した人たち、しなかった人たち、
どちらがいいとか悪いとかに拘らず
野心のある方々が
一斉に参加し洗脳されていったであろう

成功した人は成功したし
また成功したけれど
10年後の今はまた元の生活に戻った人もいるであろう
また「あの時の自分は一体なんだったんだと」
逆に我に返った人もいるだろう・・・
また「騙された」とたくさんのお金を失った人もいるだろう・・

それくらい多分、あの頃、
日本に変化があった時代だったように
今振り返ると思うのだ・・・
やっと日本でYouTubeでみなさんが発信してくる感じ?
盛んになってきた頃だったのであろうか・・・

メンターとか言って
その人の言うことを信じ
そのメンターが「これをせよ、あれをせよ」と指示を出し
やらないと
「だから、君は成功できないんだ」とか
アファメーションだとか、瞑想だとか、
リトリートとか、巷で盛んだった記憶がある。

私もそういえば、
あのアンソニー・ロビンスのボランティア団体として
シンガポールに自費で応援しに行っていたわけで・・・
ものすごかった。トニー信者たちが・・・。
ヘェ〜この人ってこんなにすごい人だったんだ・・・と
彼の巨大な肉体と同じくらいびっくりした!

恥ずかしながら
アメリカにいたときは、彼のことを全く知らなかった私でした。

*****
前置きはこのくらいにして・・・

その後、心理学を再学習して、
トニーをはじめ、
自己啓発系の人たちが言っていたことは
全てが心理学からきているってことを
遅まきながら知った私であった。

知らぬが仏
無知ほど恐ろしいものはない

そう、ネットで言われていること
YouTubeで発信されていること
もちろん、中にはきちんと学習して
資格もあり、その上で、発信して人もいらして
参考になる方もたくさんいらっしゃる。

ただ、それを見極めるかは
やっぱり自分なのである。
ここに全ては『自己責任』というものがついてまわる。

信じるものは救われる
そう、信じることはスバラシイ、
信じないことよりも難しいとも思う
ただ信じたけれど、必ずしも
それが正しいとはいえないかもしれない

そして人間は皆、自分のやっていることは
少なからず正しいと思っている
だから、最後は自分を信じることにつながるのだが
どうせなら、自分にとって不都合でないことを
信じたいと思う。

ここで今日のタイトルの『HSP』
いろんな情報があるけれど
一つの情報だけに頼らず、
いろんな局面から見ていくことが大事だなと思います

ただ自分がそれで満足するなら
それで腑に陥るのであるなら
それはそれでいいと思います

なぜなら学術的なHSPは
HSPというよりも
『感覚処理感受性』という言葉を使い、
その上にある『環境感受性』という
概念をもとに考えられている

ゆえに、日本で知られている
ポピュラー心理学としての
HSP概念の方が
大衆の中に溶け込みやすく
みんなにわかりやすところから
今のようなHSPブーム現象が
開花されていったように思えます

私自身もアーロン博士の本を読んで
おーこれは自己啓発用に書かれたものだったのか・・・
それがそのまま日本に広まり、
今のようなブームになったのだと
ようやくわかりました。
よく出てくる〇〇型HSPとかの類型論
血液型や星座占い等
類型論は日本人の国民性を表しているなぁ〜。


彼女の学術の論文には
このようなことは書かれておらず
先ほどの『感覚処理感受性』として
HSPが説明されています
まさに生物学!!!

なるほどなぁ・・・

しかししかし、
マインドフルネスと
セルフコンパッションは
そのまま大衆にも
受け継がれたのになぁ・・・
と不思議な気がします

元々は禅、もっといえば、インドの仏教
それをうま〜く大衆に魅了されるようにしたのが
マインドフルネス
アメリカ人が好きそうな傾向です。
そして、それを逆輸入したのが日本人。
おもしろいです。

さて、どうするかな・・・私のHSP研究は・・・
ちょっと教授に質問してみることにします。




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