木こりのジレンマの考え方を心がけましょう!
皆さんは「木こりのジレンマ」という言葉をご存知でしょうか。
「木こりのジレンマ」とは、目先の仕事に追われて、それをこなすのに
精一杯になり、仕事の本質的な改善や効率化を進める余裕がない状態を
表した表現です。
私は2年ほど前まで、木こりのジレンマの状態でした。
仕事中、新たな仕事の依頼が入ると、今までの仕事を一旦ストップさせて、
そのことだけを考えてしまうので、仕事の優先順位が分からなくなり、
おかしな順番で仕事を進めてしまう、とても良くない働き方を
していたからです。
そして、目の前の仕事をがむしゃらにこなすことで、優先順位の高い
緊急性のある仕事のリミットが迫り、焦って目の前の仕事を
こなすことでまた。。。
悪循環ですね。
この状態の私は、当時の上司に「なんでそんなに忙しいんだ」と言われた際
「緊急性のある仕事のリミットが迫っているので、他の仕事を残業して
後でやるしかないんです」と答えていました。
上司は呆れていました。
なんて恥ずかしい発言をしていたのか、今ならよく分かります。
(当時は、何故そんな顔をするのか、本当に分かりませんでした…)
このままではまずいと思った私は、たまたま木こりのジレンマの考え方を
思い出し、今の自分に当てはめて、状況を整理することから
始めまてみした。
Googleカレンダーのタスク機能を使い、下記3点をまとめてみました。
1.この仕事はいつまでに何をすれば良いのか
2.この仕事は優先順位が低いので作業終了の日にちを決めて、その日までに
どこまで終わらせておけば良いのか
3.作業を進めて、協力者から返事が来るまで放置しても良いのか
ただし、いつまでに返事が来ないといけないのかだけは把握しておく
これをすることで頭が整理され、今やらなければいけないことの見える化が
できるようになり、結果、焦ることを少しずつ減らすことができました。
(仕事1つ1つを丁寧に且つ素早く片付けていく能力は
引き続き身に付けなければいけないのですがそれはいずれ別の機会に…笑)
ただ、この見える化も1点だけ注意をしなければいけません。
それは、「タスクが細かすぎると、逆にやることが多くなりすぎて、
意味が分からなくなる」からです。
自分はどこまで細かく書けばタスクを一瞬で理解し処理できるのか、
線引きをした方が良いと思います。
また、タスクの書き方を統一すると言った自分ルールも
決めといた方が良いです。
1つ1つのタスクで書き方が変わってしまうと、
「なんだっけこれ?」とむしろ解読に時間がかかってしまいます。
(初めの方はそうでした(-_-;))
日々改善して、自分を1番管理しやすいようカスタムしてみてください。
自分のことを1番理解できるのは自分です。
仕事に追われて困っている方は是非、木こりのジレンマの考え方を
実践してみてください。
驚くほど現状が変わるのでびっくりしますよ。
仕事が早く終わると早く帰ることができるのでプライベートが充実します。
そうすると、翌日のモチベーションにもつながり、
良い循環を作ることができます。
毎日少しずつでも、良い循環で過ごせるよう、頑張りたいと思っています。
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