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一寸先は

一寸先は闇。

ほんの少しの先の事であっても

全く予知の出来ないことのたとえ。

時は戦国時代。

明日の命さえ、分からない不安定な時を過ごし、

怯えながら寝床につく。

時間が解決してくれるのか。

平和な時代はいつ訪れるのか。

人々は願い祈りながら生きていた。

そして、この言葉は生まれた。

僕たちは生まれた。

そして変わらず、一寸先は闇。

時が凄惨な事実上の闇を連れてくるのか

暖かな光と共に現れるのか。

僕は時に期待したくない。

自分自身の足で前に進みたい。

足で歩みを進める事は

自分自身を信じることだ。

世の善悪の定義は不明確。

自身の善悪は誰にも邪魔されない。

己の善悪を胸に抱え

一寸一寸、勇気ある一歩を。

目に焼き付けられるのは

闇か光か、それとも崖から落ちゆき迫り来る底か。

恐怖や不安感が僕の足を重くしようと

先行きのない道を僕は歩く。

決して歩みを止めない。

これが己の善なのだ。

僕たちは生まれた。

面白おかしき、この世界に。

一寸先は何百年過ぎても闇。

そして、この世界に彼らは何を思うのだろう。

同じ言葉に異なる解釈。

生まれ変わり続けるのだ。


最近、ジョギングを再開することが出来た。

運動はやっぱり良い。

それだけで身体に善いことをした気になれる。

そうすると、家のお掃除がしたくなった。

家の掃除はやっぱり良い。

綺麗な自宅を見渡すと

心が整頓されてそれだけで誇らしく思える。

我ながら単純な人間だと少し笑ってしまった。

すると、大量の本を読みたくなった。

勉強はやっぱり楽しい。

勉強すればするほど、新しい発想や考えが生まれる。

将棋の羽生さんは言っていたが、直感というものは

今まで積み上げてきた知識や経験から生まれるらしい。

常にインプットとアウトプットを繰り返すのは

この直感が生まれる土壌を作るという事。

僕は馬鹿だが、この過程は普通に楽しい。

この過程を繰り返し繰り返すと

僕が従事しているビジネスの

世の中への意味合いの再定義をしたくなってくる。

多元的に物を把握できるようになってくる。

考える事を辞めない。それが己の善できっと楽しい事だから。

勉強している!いいぞ!と思った矢先に

やっぱこの部分は特に人より劣っているなあと

モヤモヤする時間が挟まれてくるのだが。

いや、そもそも何処の部分が優れているのだ?

仕方がない。どっちでも良いかと思えたらなあ。

やはり、一寸先は闇だ :D

この言葉、暗い言葉に思えるけど、

開けてみないと中身が分からない

チョコレートboxとも捉えられる。from Forrest Gump


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