コピー用紙は、魔道具。

コピー用紙って、魔道具だと思う。
 
ノートよりスペースが大きくて、罫線もなくて、
ボールペンで書いても、サインペンで書いても、
書き心地がとにかく良い。身軽で気軽である。
 
コピー用紙に考えをまとめた瞬間、
不思議と僕に充実感や安心感を与えてくれる。
 
また、別に自身はクリエイティブでも何でもないが、
スラーっと色々書いていると、勝手にそう思えてくる、奇妙さがある。
これこそが、魔道具のバフ効果だ。
 
仕事でもプライベートでも、
悩んだ時や考えが浮かんだ時、
コピー用紙に、自由に書く。
 
大体、自分の中でお題または事実があって、
その解決策やら仮説を、ガーっと書く。
 
多少、論理がめちゃくちゃでも、とにかく書く。
 
コピー用紙が言葉で一杯になってくる。
 
同時に、本やWebでゲリラ的に調べたいことを調べている。
そしたら、既にある言葉から別のアイデアや言葉が浮かんでくる。
 
色々な考えが浮かんできたら、
それを別の用紙にまとめて、
今の自分の考えを結論づける。
 
自分だけの考察・アイデアが出来ることで、充実感を感じ、
また時には、悩みの打開策が判明し、安心する。
 
iPadの方が整理も含めて、便利とは理解している。

けれどコピー用紙の方が、
自分でペンを持って、紙に書く方が考えを刻んでいる感じがする。
なので、コピー用紙の肩を持ちたい。
 
僕は、頭の中で考えを整理して、覚え続けるのが、正直苦手。
 
高校生か大学生の頃から、将来の事が楽しみでもあり、不安でもあった。
だからこそ、沢山とにかく書いて、整理して、自分を安心させていた。
 
大学4回生の将来の岐路に立った際に、何枚書いたか数えきれない。
笑えるような言葉で溢れている。当時の悩みのライブ感が伝わってくる。
 
下記の記事で日記についても紹介したが、
こうやって振り返ってみると、
自分は書くことで考えるタイプだなと思う。

常に自分用で、人に見せる事が出来る文章ではないけれど。
また今は、無闇も含めコピー用紙は見返すことは辞めにしている。
考えが凝り固まっちゃいそうで。
 
けれど、基本的に書いたコピー用紙は、
クリアファイルにまとめるようにしている。
紙1枚でも生きた軌跡だと思うので。
 
NOTEを投稿して考えているうちに、
自覚したことなので、
色々な方法で書くことが、
新たな気づきをくれると感じる。
 
悩んでいる事や、考え事があれば、
どこかに、魔道具コピー用紙を買いに行きましょう。
バフ化を胸に、自由に描けば、少し楽になるかも。
 
ゼロ秒思考という本で、
思考術の一環として、
丁寧に紹介してくれています。
 
ただ、幾つかルールがあるので、
億劫であれば、参考程度にして、
とにかく書いてみてほしいです。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング