大人もやりたいを止めない。
理科の出前授業を行った。
といっても企画したのは学年の若者。
正直私は最初乗り気じゃなかった。
「まぁ若者がいうならいいか。」くらいの気持ちだった。
某有名キノコメーカーの方がたくさん来てくれて、食品と理科のつながりを実験を交えながらお話しいただき、舞茸を収穫!
これだけでも楽しかった。
この企業に就職したいとさえ思った笑
企業としても十分なPRだろう。
ここで終わっても十分だが、若者はその次の時間に家庭科の先生を巻き込み、収穫したキノコ汁づくりを企画していた。
学年一斉に調理実習である。
とくに事前に綿密な調理計画を作ったわけではない。しかも班もその場で決めたそう。最低限の服装の準備だけ。
パパッと適当な人数に集まって班を作ったことにまず成長を感じる。
なんとも楽しそうに美味しそうにキノコ汁を食べていた。
そして、学校は毎日これでいいと思った。
最初に乗り気じゃなかった自分を恥じた。
若者の発案が無ければこの企画は成し得なかった。
子どものやりたいも止めてはいけないが、大人のやりたいも止めてはならないのだと感じる。
「have to」で縛られている限りは、何も生まれない。やはり「want to」で突き進みたい。
子どもたちと職員にも大量にキノコのお土産をいただいた。
何を作るか考え中である。