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「つながり孤独」ってなんだろう。友だちって多い方がいいの?

「つながり孤独」
という言葉を聞いたことがあるだろうか。
SNSなどで、人と繋がっているのにも関わらず「孤独」を感じること。だそうな。

正直、この感覚、自分には全く分からない。

え、SNSで繋がってる人がいてくれるってすごいことじゃないの?だって知らない人だったら、スパって切っておしまいかもしれないでしょ?
とか思ってしまう。

が、現実はそうはいかないらしい。

ある友だちはこう言った。
「私って友人が少ないから、表示されてる友達が少ないなぁって少し寂しく感じちゃう」

友人が少ないって、寂しいことなの?

こう言う人もいる
「数人しか友だちいないからさぁ」と。

数人しかってなんで「しか」って使うのだろう。
友だちって多い方が良いのだろうか。
どうしてそう思うのだろう。

一人信頼できる人がいる、そんな関係性を作ることは決して簡単ではなく、おそらく数ヶ月から何年という月日をかけてその人との「友達」という関係性を築いたのではないのだろうか。

一人 友達がいるってことはそうした関わりを経て、友達という関係性を作れた人がいて。
それ自体が素晴らしく、誇って良いことなはずなのに。

どうして数人「しか」、少ない「から」とネガティブに捉えるのだろう。
不思議で仕方ない。

そして、どうして他人と自分を比べ「自分なんか」と思ってしまうのかも、正直よく分からない。

自分は自分で相手は他人。

数学で満点?
すごい

国語が得意?
すごい

体育が得意?
運動音痴からしてみるととってもかっこいい。

ゲームが得意?
いいねぇ、おすすめのゲーム教えてよ。
あ、でもスプラトゥーンは酔っちゃったからの
他のでお願い。

自分はね、音楽が得意。
今楽器を生徒たちに教えてるんだ。

何も得意なことがない?
それもそれですっごく器用ってことじゃない?

友達がいない?
じゃあ自分を置く場所を変えてみたらいい。
あなたの魅力がわからない人だっただけ。

人見知り?
それって実はすごく大切なんだって。
その人を遠くから見て観察することで、見えることもあるから。

こんな感じで、人によって魅力的と思える部分も、魅力も異なる。なのにどうして、他人と比べて自分はなんて〇〇なんだって考えるんだろう。

そりゃ違うよ。他人だもん。
沢山の人と関わることが好きな人もいれば
一人でゆったり旅をするのが好きな人もいる
推しを応援することが生き甲斐な人もいれば
家で好きなアニメを見るために頑張る人だっている

その違いの中で、共通点があったら嬉しくて、
違いが面白くて、もっと知りたいって思うから
友人と一緒にいるんじゃないのかな、
SNSで繋がろうって思うんじゃないのかな。

あなたには、あなたにしかない魅力がある。
どんな人でも必ずある。
自分の苦手な人にだって、魅力がある。
そんな魅力が他の人と全く同じって変でしょ?

だから、SNSで人と比べる必要なんてないし、それを見て自分を卑下する必要もない。
この人はこんな魅力を思っている人なんだなと
それくらいの感覚でいいんじゃないかな。

いいね👍が押されないからって、
気にすることない。

だって忘れてるだけかもしれないし、その時たまたま携帯を見ていなかっただけかも。はたまた推したつもりがダブルタップで取り消されてたり。

他人の行動なんて推測できない。
そう言うときは自分でいいねを押せばいい。
ほら、自分に自分という名のファンがついた。
自分を好きでいられるってそうあることじゃない。
とっても素敵。

けれど魅力磨きは怠ってはいけない。
魅力がないと思うのなら、いつもと違った行動を少しずつしてみればいい。自分の「好き」を見つけてみればいい。やってみよっかなって思うことを、ちょっとでもやってみたらいい。

だって、あなたの魅力はあなた自身で作っていくものだから。自分が動かないと。

それが怖いなら、自分の未来を考える。
年をとって、ヨボヨボになったとき、これをやってればよかったなぁって思わないかな。
その時の自分が今の自分を見たら何て声をかけるかな?

自分は多分「なんでもやってみて」っていうと思う。

だって、50年後にはできないもん。

運転だってきっと危なくて出来なくなる。
水泳なんて体が動くかわからない。
人に声をかけるのだって、年取ってからだと不審者と思われないか不安だ。
コンカフェに行ってみたい?いいじゃん行ってみなよ。年取ったらますます入りづらくなる。

今しかできないんだから。やってみようって。

こうやって経験を重ねて、厚みのある人生の本を作っていって。そしたらあなただけの魅力に溢れた一冊ができる。

素敵な一冊になるように、いい本になったなぁって人生を振り返った時に思えるように、今は沢山挑戦して、引き出しを作って、人と向き合って。

たまに辛い時もあるけれど、時間の流れに身を任せて。そうやって魅力を磨き続ける。

誰でもなく自分のために。

だからね、友だちがいなくたって、少ないからって落ち込むことないし、ましてや「あなたのせい」ではない。

あなたの魅力が今関わっている人たちにとって魅力的に見える部分と異なるだけ。

一人で辛いのなら、自分磨きをしてみればいい。
一人で美術館に行ってじっくり絵と向き合ってみたり。知らない駅で降りてみたり。
一人カラオケに挑戦してみたり。
図書館で勉強してみたり、本読んだり。

こうやってnoteを部屋で書いてみたり。

挑戦した経験の数だけ、あなたの引き出しは増え、向き合う時間も増え、好きなことも苦手なことも増えていく。知識も増えていくかもしれない。

こうやって人生の本を厚くしていけば、「つながり孤独」なんて感じないのではないかなぁ、人と比べないんじゃないかな。

だって、本の表紙から違うんだもん
同じ内容なんて、つまらないでしょ?


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