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社会人パーと大学生の自分。相手が社会人になると感覚が異なってくるよねって話。

パーは自分のパートナーである。

パーは今年社会人になり、新人医療従事者としてさまざまな業務の他にも研修、歓迎会、講演会など出席するものがたくさんあった。

一方で自分は大学生生活も後半に差し掛かり、教員採用試験の勉強や飲み会、文化祭やスポーツ大会、研究やレポートにバイトやボランティア、その合間に面接練習と論文添削をしてもらうという中々ハードなスケジュールのまま、今2023年が終わりに差し掛かっている。

そんな二人の関係性が、
大学生✖️大学生

社会人✖️大学生でどう変化したのか、
振り返ってみたい。

まず、変わったなあ、と思うことは3つ
1:お金の使い方
2:生活時間
3:会話の内容

はい。
ほとんど全部じゃん!ってね。
でも実はそうでもなかったりするし、今この違いで悩んでいる人がいるのなら、少しでもいい方向に行けるような力になれたらな、なんて思う。

お金の使い方について。

社会人になると、今まで大学で過ごしていた時間を今度は会社で過ごすようになる。そして、特定の日に働いた分だけの「給料」がもらえる。
(世の中そんな単純ではないのかもしれないけれど。)

一方、大学生は学校終わりに4時間程度、アルバイトをする。マイナビによると大学生は平均して週に3日、4.8時間アルバイトに費やしている。
単純計算で1000円/1時間だとすると大体14400円1週間で稼いでいる。

そのうち、毎日400円のお昼を食べるとすると週5日大学に行けば2000円。その他、雨が降れば、バス代。友達と食べるとなったらお昼代は高くなるし、突然必要になる教科書や飲み会もある。そうするとアルバイト代はあっという間に消えていく。

その中で二人でデートに行く。
パーは日頃あまり使わないし、美味しいものを食べるために働いているからと、少し高めの焼肉だったり、寿司だったり、おしゃれなカフェに連れて行ってくれる。ワインとかが出るところに行ったりもする。
そうすると、そもそもあまり重さのない財布が空に近い状態になっていく。
学生同士であれば、そこらへんの安いお店でお腹満たして、ちょっと散歩とかできるかもしれない。

じゃあ、そうやって言ってみれば?って思う?

でもね、毎日朝から晩まで働いて、美味しいものを食べる事を楽しみにしている人に
「もう、あそこでいいよね!」
なんて、誰がいえよう。
自分は無理だった。

じゃあ、払って貰えばいいじゃん。向こうは社会人なんだし。って思う?

自分も周りからはそう言われる。
けれど「奢ってほしい!」って言葉、なかなか出てこない。しかも、これは一回だけではなく、毎回のデートで。である。
毎回奢ってもらうのって、どう?

じゃあ、バイト増やしたり、飲み会断ったりすれば?って?

学業との両立。これがそもそもの自分の家庭の第一条件。しかも、お金を払って学ばせてもらっている立場である。月ー土(自分の場合は)朝7時から19時まで学校で、その後22時までのアルバイトをしている。今でさえ、学業との両立が精一杯。
うーん。

飲み会は大体平均して月に1回
およそ3000円。 これは行かないって選択肢を取ることができる。

けれど、学生生活。今の仲間と飲めるのは今しかない。

とった解決策は、
いろんな人に今事情を話す

もちろん、パーにも。

「今ね、だいぶお金きついから、焼肉は〇〇日でも良い?」って日付ずらしたり、
「今日はセーブして次の記念日(何ヶ月でも誕生日でもクリスマスでも)に美味しいもの食べたい!」
って伝えたり。

友達には
「今、お金ないから今回はパスで!誘ってくれてありがと!」とか
「今回は行けないけど、忘年会シーズンになったら一緒に行きたい!」とか。

先輩には
「えー、先輩に奢りならいきます。」
って冗談で言ったり、
「今回は行けないです、また誘ってください」
って言ったり。

大事なことは、
ちゃんと行けないって事を伝えて
本当は行きたいって思っているって事を
一緒に乗せることだと思ってる。

だから、違う日付を言ってその予定をずらしたり、「誘ってくれてありがとう」と言う。

まぁ、でも、実はこれ、人によるもので。
今回は無理!行けない!って正直にあっけからんと言う方が好きって人もいるので、人も見つつ。

パーは結構気にする人なので、いつも断ると共に「そうやって考えてくれてありがと」と伝えている。

2つ目は生活時間の違い。

これは本当に人によりけりだとは思う。

パーは大体朝7時から夜20時まで仕事場にいる。
故に、連絡がつくのが21-24時あたりの時間だ。

一方自分は学校に朝6時から夕方19時まで。
そこからアルバイトやグループプレゼンの打ち合わせや課題を行う。学校にいる間の休み時間が空き時間であり、その間に連絡したりしている。

はい。
ここで起こる問題が一つ。

連絡がいつつくかわからない。と言う現象。

自分はかなり忙しく、課題の量やバイトの客足次第で夜は開く時間が異なってくる。パーは仕事場で17時まで仕事をしたのちに勉強をして帰るため、たまに18時あたりに連絡が来たりする。
授業真っ只中に携帯が鳴ったりすることも。

こうなると、互いの予定を聞き、次の会う日の約束や時間、場所を決めるまでにかなりの日を跨がないとできない。
これは社会人になった時にすぐ変わった気がする。

非常に手間。

これの解決策は、予定を共有すること。
予定共有アプリで互いに空いている日を見つけて、
「〇〇日△に行かない?」と聞けば、一発で予定が立つこともある。
便利。

最後は会話の内容

会話の内容については正直今は、面白いので、むしろメリットとして捉えてはいる。
が。
当初は少し遠い人になったような感覚で寂しさを感じた。

具体的に何が違うのかと言うと、もう同期の考え方からして違う。

こっちは飲み会の他にも一緒に遊んだり、スポーツしたり、研究したりしている、仲の良い友達のような感覚。

パーの方は、むしろ仕事仲間って感覚が強いらしく、一緒に遊んだりはしないが、飲みには行くと言う感覚らしい。

うーん、まだわからんねぇ

そして、
やっぱり仕事とアルバイトは違うね、
って言われたり
仕事場の人がさ…
この仕事のここが難しくて…
この前上司に褒められた。

などと、日常を共有してくれるが。
正直に言おう。

全くわからん。

分野も全く異なるので、なおさらわからん。

共感もできないので、ひたすらに報告を聞いている。

これがまた、考え方や行動特性の違い発見にもつながって面白いのだが、そこに気がつくまでは、

いじけた。

分からない話を嬉しそうにされても、分からないし。仕事今ないし。学生だし。
同期の人の方が話分かり合えるでしょ。とかね。

ある人が自分に
「日常の共有って、される方からしたらうざいかもしれないけど、する方からしたら愛情なんだよねぇ。今日も何もなかったよ。って。そもそも嫌いな人には教えたくないからね、自分の日常」

と言ってくれなかったら、きっと喧嘩していた。

危ない危ない。

とまぁ、こんな感じで、自分に感じた3つの変化について、つらつらと書いてみました。

立場が異なるって少し難しいけれど、面白くって自分を成長させるための糧にもなると思う。
結局色々変わったけれど、根本のパーは変わってなくって。接してくれる態度も声も眼差しも。変わらないから、一緒に状況に適応しようと、このもがいてる。

そんな話でした。

ではまた。

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