娘『賽銭箱って何であるの?』
こんにちは
ふと娘と神社に行って
疑問に思って調べたことがある。
娘「これなあに?」
僕「お賽銭箱だよ。」
ん?お賽銭箱って何であるんだろう。
なんだか、当たり前の様にそこに存在してるけど、単純に神様お金貰ってもいらなくない?
■お賽銭箱の起源
実はお賽銭箱はもともと存在しなかった。貨幣制度が民間に浸透して始めてから自然発生的にできたらしい。お賽銭箱に関する資料で最も古い資料は1540年に散銭櫃(さんせんびつ)なる箱が鶴岡八幡宮に置かれたという記述があり、これが賽銭箱が記録に残る日本最古のものとされてる。
ではそれ以前は、どうしていたのか
実はお賽銭の起源はお金ではなくて、「稲」や「米」だったんです。「おひねり」と言って稲や米を白紙で包んで豊作に対しての感謝として神前に供えてたそうです。
■感謝から願掛けへ
感謝のお供えであるお賽銭が、いつから願掛けに変わってしまっただろうか。
それは中世以降の武家が国を台頭した時代かららしい。貨幣の普及と共に武家の人が戦勝祈願、興隆祈願するようになった事が始まりで、すっかり今では「お賽銭で願掛けする」ってのが定着してしまったそうな。
■まとめ
お賽銭箱ってもともと豊作とか感謝する為にあったってことを知らなかった。神様も感謝から、いつのまにお金を貰って願い事を叶えてあげるかたちに切り替わって大変だよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?