【コラボ企画】占わないタロットのはなし：「スートの5を応援する会」
なんとタロット対談企画…第二回ができました！ありがてぇ〜！！
タロットでテキトーに推しを解釈する二次元界の尊みハンターけいが前回に引き続き、推架研の未明さんにお付き合いいただいて楽しく気ままに語り合ってみました！前回の「逆位置」対談も最高なのでぜひ読んでみてくださいね〜
今回のテーマはちょっと変わった切り口で、小アルカナの「5」について語っていきたいと思います！
というのも、タロットで5という数字は「困難」や「変化」と呼ばれる段階を表していると言われてもいて、どのスートも5の絵柄やよくある解説では、複雑な揉め事だったりしんどそうだったりといった風に見えなくもない…これはどんなタロットも楽しんじゃう我々の出番では？！(ｶﾞﾀｯ)ということで今回は「スートの5」について2人でゆるっと考えていきたいと思います！
5はスートの気質や課題に注目しちゃうんだなあ (けい)
けい:まず各スートの5というのを改めて考えてみると、私はスートが示してるような気質が持ってる「課題」みたいなものが見えてくると思ったんですよね。例えばワンドだと「本人の感じる困難」ならむしろ7とか10のがそれっぽいんですよ
未明:それはそうかも。絵だとペイジっぽい若者たちがわーっと集まってて、なんかかわいらしいですよね。話し合ってもまとまらなさそう…(笑)
けい:きっとワンドは結論の出ない議論も楽しめちゃう方(笑)ただ、同じ状況で「相手」も楽しめるかは別だよなーと思えば、ワンドのような気質を持っていると「周囲に自分の情熱をどう示すか？」は課題になるかも、なんて捉えるのもいいのかなと。
いろんな立ち位置を考えれば、その時どこにいるかを探せる
未明:ソードの5とか色んな感情が一度に出てきて、どう読んだらいいんだって思っちゃうんですが…どうですか？(笑)
けい:一枚のカードに笑ってる人も悲しんでる人もいるちょっと特殊なカードですよね〜。私は「1人反省会」みたいな印象があります。１つのことが終わってから、あれは良かったな、これは余計だったな…って俯瞰して考えてるカード。ソードって元々あまり感情的な雰囲気じゃないんですけど、複雑な事情や感情を受け止める時ってこんななのかな〜って思ってます。
未明:その時カードのどこに注目するかで、見方がかなり変わってきますよね。これはこういう意味があって…という説明がなかなか難しいカードたちです。
けい:見てる人に「あなたならどこに注目する？」っていうのを投げかける感じが強いカードなのかもしれないですね。たくさんある捉え方の中で、今の自分に合ったものを探していいというのは全タロット共通ですが、5は特に幅広く見れそうです。
5の不安は発展のしるし
未明:私が持ってるデッキの中にはそれぞれのスートの5が「自然災害」として描かれてるものがあって、ちょっと大アルカナの「タワー」にも似た雰囲気なんです。だからこのカードたちが「ちっちゃいタワー」でもあるのかなと思ったりしました。タワーと同じように「変化」や「驚き」って不安になることもあるけど、ここから発展していくって思うと楽しいことにも思えます。
けい:そうですね。それと私はカップやペンタクルの5なんかを、「(実際の状況に関係なく)こう感じるんだろうなあ…」って思って見てるんです。人から「良かったじゃん！」って言われる状況でも悲しく感じることはあるし、不自由ない生活してても「モノ足りねえぜ！」って思ったりするじゃないですか。そういう気持ちがなにかをもっといい方に発展させることだってあるんじゃないかな〜。
未明:けっこう怖いと思われてるカードっていいですよね(笑)
けい:むしろそういう展開にはテンション上がっちゃうタイプ(ｷﾘｯ)
5を読む時のアドバイス
未明:どのカードでも、解決策はちゃんとあるって意識しておくといいと思います。絵の中にもね〜！助けになるヒントがあるから！
けい:前後のカードと合わせて見てみるのもオススメですね。このスートはなにがあっての5の姿なのか？5からどうなっていくのか？を考えてみるのも参考になると思います！
話し合う中で、タロットってついつい見た目の「状況」が心配になっちゃうこともあるのかな？というのが私の印象。だけど「どんな気持ちで・なぜそうなのか？」に注目してみれば、意外と心配ない…むしろ応援したい！がんばえ〜！そんなカードのよい例が「スートの5」じゃないかなーと思いました。
タロットを楽しく語り合うコラボ企画、今後もぼちぼち続く(予定)のでお楽しみに！！
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