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タロットと“星”の共通点!?考察型オタク流スート研究法

やりたいことが多すぎて全部手につかない(涙目)
けいです。

今回はタロットの小アルカナを担当する「スート」について、私なりにどういう把握のしかたをしているかを記録しておこうと思います。スートというのは小アルカナのカードに振り分けられた「ワンド(杖)」「カップ(杯)」「ソード(剣)」「ペンタクル(金貨)」という4つの区分のようなもので、カードの示す出来事や人物の、気質や性格の傾向が大まかに表現されています。
カードが示す行動や感情は、こんな気質にもとづいてるよ!というマークみたいなものです。これこそが「お察し」が習性のオタクがイキイキせざるをえないところ…っ!
なんせタロット全体の半数以上に関わる要素ですから、モノにできたらこっちのモンです!スートを知る手がかりを探しに参りましょう!

まずさあ…小アルカナってなにが描いてあるの?

小アルカナは記号と数字の付いた「数札」と、記号と階級がついた「コートカード」で構成されているカードグループのこと。
我々の日常にフィットする悲喜こもごものシチュエーションや心の状態が端的に描かれているカード、それが小アルカナです。
小アルカナ、特に数札は大アルカナよりも身近な「あるあるネタ集」のようなものだと私は思ってます。こういう人いる(のか)〜!こういうときあるよね(あるんだね)〜!ということが表現されているわけですね。

スートを知るには星座占いを見るべし!

このスートたちの「性格」を知るのに参考になるのは、まず「スートごとに通しで見ていくこと」が1つ。ですが、さらに掘り下げてみたいなという時、ぜひ参考にしていただきたいのがなにを隠そう同じ西洋占いの定番「12星座占い」です!「いや〜、自分タロットが面白いだけであって星占いはそんなに…」という方も(昔の私はわりとこう)知識として見ておくと、スートの理解がさらに捗るんじゃないかと思いますよ!
というのも、スートの構成は西洋の「エレメント」という思想に基づいています。エレメントの詳しい解説はさておき(置くんかい)星座占いもやはり火・水・風・地の4区分で分けられるものなんですね。

上の図は各スートが対応しているエレメントと、同じエレメントに属している星座グループの一覧です。ゲームの属性みたいでワクワクが止まらんぜ!
ネットで星座の性格解説を参考に見てみるだけで、発想力を刺激される情報が満載。タロットのスートがより「生きたもの」に感じられるんじゃないかと思いますよ!ありがとう星座占い!やはりネタ情報の蓄積は人を助ける!!

オタクたるもの息をするように擬人化的イメージを作っていく

星座占いや数札の絵柄を通しで見ながら、私はこんな風にそれぞれのスートを把握しています。この印象を状況に応じて使ったり省いたりしながら、発想を膨らませるためのベースの情報のようなものですね。
私はタロットを創作の物語やキャラに使うのが好きなので、こういう情報があると作品に深みを加えることができて非常にエモい。人物ならパーソナリティを考える手がかりになるし、出来事ならどんな部分に目を向けるといいか?を考えたりもできます。
あともうここまでくるとスートがエモい。ワンドのひたむきさ、カップの思いやり、ソードの決断力、ペンタクルの覚悟…もう全部エモいんだよな〜!!きっとみんなこうしてスートを考えるうちに「このスートってこういうところありそう」とか「このスートとこのスート、こういうところ合いそう!」なんて考えずにはいられないはず…!

タロットはいっぱい語ってくれ…自分なりの表現でいいから…!

私はタロット実践者には「たくさん吸収し、たくさん表現する」ことをオススメしています。いろんな人の解説や実践例を見て、自分もたくさんやってみるのがなにより捗る!
タロットの良さとは「集合知」にあると私は思います。一枚のカードに対して私1人の持てる印象には限界があるので…たくさんの人がそのカードに自分が感じたことを残してくれるだけで、私にはもうありがたやありがたや…なんですよ!
タロットは人の気持ちを扱う道具なので、「こんな私にはこう見える、こう感じる、こんな時もあるんじゃない?」という表現の幅は豊かであるほど深みが増して生き生きとしてきます。私がこうして発信をしているのも、実践者たちのなにげない表現に何度も感銘を受けて、そこに参加してみたくなったからでもあるんですよね。
誰に見せるということはなくても、タロットを「たくさん吸収し、たくさん表現する」はし続けてみてください。いつかはなにか人にも伝えたくなることが生まれるかもしれません…ッ!(正座待機)