FPを目指したきっかけ
実はファイナンシャルプランナー(FP)の私。
FPは「お金の相談員さん」と言われるのですが、私がFPになろうと考えたきっかけをお話します。
FPを始めたきっかけの一つは、
「ギャンブルをやめたい」と思ったから。
このフレーズを出すFPさんに、私は未だかつてお会いしたことがありません。
皆さんには余り言ってなかったことなのですが、
私、昔はギャンブル依存症だったんですよ。
社会人になり、アメフトを応援している時には、アメフト選手の皆様とよくパチンコやスロットの話をしてましたし、暇があればパチンコ屋に足を運んでいました。
学生時代からありとあらゆるギャンブルに手を出し、最悪な時は借金を作った事もあります。
本当にそれぐらい酷かった。
私の生まれ育った環境も、「ギャンブラー」を育てる環境でした。
半径1キロ以内にパチンコ屋さんが8件ある、パチンコ銀座と言われる場所だったのです。
おまけに、私の家もパチンコ屋とは切っても切れない関係でした。
何故なら、おうちの商売相手がパチンコ屋とパチンコ屋のお客さんだったのです。
その昔、お好み焼き屋さんをしてたのですが、パチンコ屋の従業員全員分のお好み焼を焼いて配達するのはよくありましたし、パチンコ屋の閉店後に勝ったお客様がご飯を食べに来るようなお店でした。
それはさておき、私もギャンブルをやめようとして、何度も失敗して、ようやくやめる事ができました。
そのきっかけの一つが、FPの資格でした。
普遍的な形でお金の勉強をする事で、少しでも自分を律したい。そして、少しでも自分の経験を伝える事で、反面教師にして欲しい。
このような思いがあり、勉強をして、何とかFPの資格を取ることができました。
まあ、ギャンブル依存症の話が出来るFPは居たとしても、実際にギャンブル依存症だったFPは少ないと思います。
もし、私にお話する機会を下されば、ギャンブル依存症の皆様や患者様の皆様、パチンコ業界の皆様にお伝えする事も可能です。
「ギャンブル依存症からの脱出話」と、「依存症患者との付き合い方」とをお話する形になります。
最初の話に戻りますが、私がFPになろうと考えたきっかけはこんな形で、今はいくつか相談業務をこなしつつ、占いにもフィードバックしつつ、活動を細々と続けております。
占いのご相談で、お金が絡む相談を受けて、きちんとアドバイスが出来るのも、この資格を取ったらだと私は思います。
そして何よりも、全国を回ってFPの仲間と知り会ったこと、そして知見を深めたことが、今の自分の宝物です。
だから、FPの資格は取っておいて良かったと心から思います。
今回はあまりこういった話をする機会がなかったので、書いてみました。
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