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話を聴く時に、結果を求めない

ビジネスの場では「結果」を求められることが多いです。
営業成績なんか、特にそうですよね。

でも、話を聴く側になった場合には、「結果」が出せない場合もあります。

私が占いの相談を受けた場合に、何とか結果を出したいと思う気持ちはありますが、結果が出てこない場合だってあります。

どういうことかと言うと、鑑定結果が、物事が緩やかに進行しているとか、停滞の時期だから今はじっとしていようと言う形のカードが出て、そのように話をする場合もあります。
なぜなら、結果を出すのに必要な時間だからです。

結果と言う花が咲くまでの時間は、人それぞれ。
結果を求めようとして、詰めを間違えて、足元をすくわれそうな相談は何度も聞いてきました。

「結果が欲しい」のは理解しています。
でも、結果を出すためのプロセスを無視すると、結果は出ないものです。

本質を見落とさないようにすること。
プロセスをきちんと見落としていないかを確認すること。

相手の結果を出したい、結論を知りたい気持ちもありますが、結果や結論を出して話すのではなく、まずは目の前のやるべき事から話をすることが、伝える側としては大切です。

私の占いの話の一例を挙げると、結果が出るまでに時間が掛かりそうで、その人の行きたい方向に雲がかかっている場合、雲が去るのを待つか、雲の中に飛び込むかを一緒に考えたりします。
また、雲の中に入る場合には、その時の注意点を話したりもします。

このような形で、身近な部分から話をすれば良いのです。
話をしながら、お互いに納得する道を見つけることが出来れば、それが一番です。

話の主役は、相談する側です。
相談される側は、無理に頑張らない姿勢で話を返す形で良いと思います。
結果を求めすぎると、辛いですもの。ね。

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