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自分の個性で苦しまないために大切なこと

自分の個性が人には理解できず、苦しんでいる人が居ます。
でも、自分の個性は捨てなくてもいいのです。

世間の一般常識さえ知っていれば。

一つの例として、話し方や伝え方、振舞い方で個性的な人が居たとします。

個性と言うのは本来、とても素晴らしい部分です。

生まれ育ってきた環境を経てナチュラルに振舞っている場合もあれば、個人としてのこだわりがあって振舞っている場合もあるでしょう。

その振る舞いは、世間の常識と比較する場面があるからこそ、その人を輝かせることになるのです。

もちろん、輝くことばかりではありません。
世間からは、誰も興味を持ってくれない場合もあるでしょう。
また、数奇な目で見られる場合もあるでしょう。

そんな場合でも、別に構わないのです。
人の評価は気にしなくていいのです。
ただ、世間一般の常識さえ知っておけば。

それを理解した上で、「自分がこうだ」と言える人が本当の意味で個性が光り、強い人なのです。

逆に理解せずに振舞うことで、他人からは数奇な目で見られるようになります。

私の話をすると、占い師を始めた頃は、占い師としての常識を知らずに育ったため、とても数奇な目で見られることが多くありました。

一番わかりやすい事例として私がよく言ってるのは、タロットクロスを使わずに段ボールの上で占いをしていた事。

今はそんなことはしませんが、占いを好きな方からすると「なんて事をしてるのだ・・・」と考える方も多いかと思います。

昔の私はタロット占いをする時に、
「別に机が平たければ、何も敷かなくても占いはできる」
と考えていました。

でも他の占い師さん達は、きちんと何か敷いて占いをしているイメージがあったので、「取り敢えず何か敷いとけばいいか」ぐらいでしか考えていなかったのです。

お客様にも「なぜ何も敷かないんですか?」と驚かれて質問されたことは両手では足りない回数です。

でもその時の私は、何かを敷くよりも、占いを読み切ってきちんと答えを出すことが大切なのだと自分に言い聞かせて占いをしていました。

そして、どんな場所で占いをしても、きちんと結果を出して伝えることが出来るのが大切だと考えていました。

だから、公園のベンチや砂浜、芝生と言ったとんでもない場所でも求められたら占いをしたのです。

(久しぶりに私のnoteでの出世作をリンクしておきますか・・・)

話は戻りますが、「占いの時にタロットクロスを敷く」と言う常識を理解した上で「緊急事態で仕方なく段ボールの上」で占いをしたのであれば良かったのです。
しかし占いを始めた頃は、それすらも知らず、「段ボールでも敷いとくか」ぐらいの感覚だったのです。

こんな形で、常識を知らずに育つと歪な花が咲きます。
そして世間からは変わったように見られるようになるのです。

占い師としても、同業者からは「個性的」とは言われずに「常識を知らない占い師さん」と言われるようになりました。

その後しばらくして私は、よく見る花を咲かせることになります。
なぜなら、占い師さんがよくやる学びをしたから。
そうする事で、私は他の占い師さんが言っていることをようやく理解することが出来たのです。

そのきっかけを作ったのが占いの師匠でした。

お師匠は、占いのスキルだけは持っているのに占い師さんとしての常識がない私に、たくさんダメ出ししながら、あれこれ話をしてくれたのです。

こうして私は、占い師としての個性が立つようになったのだと考えています。

もし標準を知らずに、頑なに自分を守ってしまうと、占いを始めた頃の私のようになってしまいます。

別に自分の尖った個性を使って生きるやり方をしても構わないのですが、世間とお付き合いするのはしんどくなります。

大変なのは、困った時や壁にぶち当たった時の脱出に人より時間が掛かること。実際に、手を差し伸べてくれる人も少なくなるのです。

この話は、私は占いで経験をして歩んだからこそ書けるのです。

10人のうち7人はAを選ぶ、2人はBを選ぶ、1人はCを選ぶ。
別にCを選んでも良いんですよ。
でも、Aを選ぶ人が多いと言うのは知っておくべきなのです。

それだけでも、生きていく上では全然違う。

世間一般を知って、自分はこう振舞うであれば、それが自分の個性を理解していることになるのです。

個性を理解されなくて悩んでいる方は多いと思います。
苦しんでいる方もいるでしょう。

別に標準に合わせなくてもいいんですよ。
世間から離れていてもいいんですよ。

何度でも書きます。
ただ大切なのは、世間の標準を知っておくこと。
標準を知っておけば、それでいいのです。
人を見習わなくても。

そう考えれば、生き辛さって奴も少しはなくなるんじゃないかな?
私はそう思う訳です。

自分の個性を大切にして生きて欲しいです。
それがあなたの強みなのですから。

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