プレゼンで相手に伝える6つの要素
年明けに、「ガー・レイノルズ」さんのプレゼンを動画で視ていた。
TEDにもよく出てた方である。
プレゼンテーションの専門家で、日本でも大学教授としても活躍されていた方なので、知っている方も居るだろう。
動画の中で、この人が伝えていた「プレゼンで相手にメッセージを焼き付ける6つの要素」について、自分用にまとめてみた。
プレゼンに悩まれている方には、一度参考にして下さればと思う。
私が講演会やセミナーを聴いていて思うのは、プレゼンでも本当に良し悪しがあり、何を伝えたいのかが理解できないプレゼン、資料として詰め込み過ぎて読みたくなくなる資料、聴いていても飽きてしまうプレゼン。本当にたくさん見てきた。
実際に私も、よくプレゼンをする。
具体的には、IT導入に関するプレゼンや、操作説明に関するプレゼンだ。
何百名の会場で講演や司会をしたり、全国各地でITの操作説明をした事もあるので、それなりに場数は踏んできたつもりである。
それでもやはり、プレゼンを作成する時には基本に立ち返る。
その基本の一つが、この六つの要素だと感じた。
プレゼンもコミュニケーションの一つだ。
普段の会話は即興だが、プレゼンは準備して持ち込む内容だ。
それをしっかり作りこまずに、見せたり聞かせたりするプレゼンの何と多いことだろうか。
動画を見ながら、基本に立ち返らないといけないなと、改めて振り返る事が多くあったので、今回まとめた次第だ。
相手にメッセージを焼き付ける6つの要素
1.シンプルであること
要点は単純明快で、情報の取捨選択をすることが大切。
デザインについても、シンプルにする。
2.意外性
日本では「えーっ!」と言うリアクションをテレビで聞く。
プレゼンの中でも、聴衆を引き付けるリアクションを与えるものを入れ込むようにする。
3.具体性
聴き手が理解しやすい事例を説明する。
グラフや馴染みのある内容を使用することで、相手にイメージしやすい状況にする。
4.信憑性
信頼を得るための調査結果をみせるのはもちろんのこと、聴衆に対する敬意も大切である。
また、身だしなみやプレゼン者の態度についても相手は見ている。
5.感情
ロジックや事実だけではなく、聴衆に感情で訴えかけることも時には必要である。
6.ストーリー性
パワーポイントや、統計データは忘れる。
上層部を説得することが目的であれば、ストーリーテリングの形でないと、動いてくれない。
きちんとしたストーリーを描いているかを今一度確認しよう。
これらの六つの内容を、いきなり全てを盛り込んで説明してうまく行くのは難しい。だから少しずつ、一つずつ、自分の中に要素を取り入れて実践していくことが重要である。
あと、著者は、動画でこのようなことも言ってた記憶がある。
「プレゼンをひとことで表すと、変化と言える。プレゼン前から行動を起こして欲しいのだ」
是非皆様も、相手に伝えることを意識しながら、伝え方が本当に正しいかどうか、今一度確かめる機会を是非作ってみよう。
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