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早期退職の相談は占い師よりも独立系のFPを選ぼう

実は先週、昼の仕事をしている会社の人事から連絡があり、突然こう言われたのだ。

「早期退職できるけど、応募されますか?」

会社から肩を叩かれる話も、将来的にはどこかで来るだろうと想像はしていたのだが、この歳で飛んでくるのはちょっと早いな。とも感じた。
私自身、周囲の人からは年の割には若く見られることも多いのだが、実はなかなかのいいお歳だったりもする。

早期退職って、結局の所会社が固定費を削減するのが一番多い目的なので、今のご時世が続く限り、今後もこの流れは変わらないしどんどん話も多くなって来るだろう。
団塊ジュニアの世代って、働き手の中で一番人口として多いから狙い撃ちをされるなって、本当に感じる。

私自身にもそんな話があったのだが、この類の相談について、実は最近多く耳にするようになった。
具体的には、こういった形で相談に来られるのだ。

会社から、早期退職を求められました。退職金は上積みされて、ざっくりだが2000万ぐらいは貰えるそうです。
ただ、まだ先は長い。本当に退職しても生活できるのでしょうか?

(大阪と東京の二拠点生活する占い師・40代)

例えば、こんな相談が占い師さんに来たとする。

占い師として、こう言った相談を受けるのかどうか?
と言われると、私の場合は、「占いの相談としては」受けない。

なぜなら、現実的なアドバイスをするには、ライフプランニングの提案書を明示する方が根拠になるので、相談者にとって理解が深まるからだ。

占いだと、性格的なものや相対的な運勢については読めるかも知れないが、本当にお客様が知りたいこと答を出せたとしても、根拠の部分が少ない。
「カードが言ってます」と説明すればそれまでなのだが、それだけなので、形としては残らない。

一方でライフプランニングの提案書だと、何歳までに貯蓄残高がいくらで、80歳になっても貯蓄がこれだけ残る。みたいな形で提示ができて、形にも残るので、イメージがしやすいのだ。

こういった相談の場合、私は占い師としてのスキルではなく、FP(ファイナンシャルプランナー)としての血が騒ぐ。

ちなみに、このようなお金に関する相談について、私はライフプランニングを提案した後に占いをした経験もある。占いの結果としては、概ねライフプランニングの提案した結論にほぼシンクロしている。

本当に老後に必要な資金の算出は、実際にライフプランニングをしなければ、難しいのだ。占いだけで適当な数値は出せない。

ちなみに余談だが、「老後に2000万必要」と言われた時期もあるが、それを鵜呑みにするのは間違いだったりする。その理由としては、その人に必要な金額は2000万も必要ない場合もあるし、もっと必要な場合もあるからだ。

こんな話をすると、「占い師さんの営業妨害だ」、「占い師さんなのに、相談の口を狭めてどないするんや、この人」と思うかも知れない。
でも私は別段、それでも構わない。

こう言えるのは、私がFP(ファイナンシャルプランナー)だからだ。実際にFPの資格もきちんと持っているし、相談を受けて回答をしているからこういった相談も受けることができるのだ。
「あれ?昼はITのお仕事してるのになぜ?」はさておき。

私が相談を受ける場合、占い師さんとして受けることもあれば、FPとして受けることもある。また、内容によっては相談を受けない場合もある。
これは、当然の話だと私は考える。

なぜなら、相談したい内容によって、専門家は使い分ける必要があるからだ。例えば、眼のトラブルで通うのは眼科である。皮膚科ではない。
このように、専門分野に強い人は必ず世の中には居るのだ。

相談者の立場として、相談内容によっては、誰に聞いたら良いのかわからない場合もある。

そんな時に、いったんは占い師さんにざっくり聞くのも良いかも知れないが、もしきちんと誰に聞くべきかわかっているのであれば、本当に聞くべき人に聞くのが必要だと私は思う。

相談する方にとって、大切なこと。
それは、適切な人を探して、きちんとした答えに導いてもらうこと。

相談を受ける側にとって、大切なこと。
それは、専門家がいるなら、専門家を紹介すること。

これは、占い師もFPも同じ。
占い師が言う話ではないんですが、何でも占いではないのよ。

そんな訳で、早期退職やFIREに関するご相談は、私がFPとして受付いたします。

私自身、銀行員でも保険屋でも証券会社にも属していない「占い師さん」ですから、完全中立の立場で相談できます。

退職金を持って、銀行や保険会社、証券会社に相談は愚の骨頂。

まずはじっくりと自分でどうしたいかを考えてから、会社色に染まってないFPである、独立系のFPに相談しましょう。

実は私、ここではあまり言ってなかったのですが「FPなのに占い師さん」として、FPの同業者からはそれなりに知られています。
昨年は都内で「FPなのに?占いCafe」と言うイベントをしています。

FPの相談でしたら、オンラインでも相談は可能ですので一度ご相談をしてみて下さい。

TwitterのDMで受付しております。

今日は自分の話から、久しぶりにFPの話をしてみました。

ちなみに、お昼の仕事。早期退職するかって?
しないしない。
もっと高額な提示があれば考えましたけどね。

今のスタンスそのままの形を、占いに活かしたいと思ってます。

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