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相手のいいところを探してみよう

会話の中で、「この人から学んだことは?」と言う話が出たりします。

この人の対象としては、一緒に仕事をした先輩や、別れた彼氏彼女、今は居ない親や親戚と、探すと多くの人が出て来ると思います。

このように聞かれた場合、聞かれた人の事をイメージして学んだことをすぐに答えることが出来るでしょうか?

「学んだことはない」と言う答えは、ない筈なのです。
必ず学んだことがあるのですが、普段あまり意識することがないから、答えがなかなか出て来なかったりします。

答が出てこない理由は二つあります。
一つは、その人の事を考えたくもないから。
もう一つは、何となくお付き合いをしているからです。

一つ目のもう考えたくもない人については、無理に自分から引き出しを開ける必要はありません。
「自分はこうならないようにしよう」と思えることが学びなのです。いわゆる、反面教師と言うものです。

もう一つの話ですが、何となく相手とお付き合いをしていると、その人の良さを見出そうとしなかったり、そもそも得ようとしないのです。

では、どうすれば見えて来るのか?
それは、「相手の良い所探し」をするのです。

相手の人の「良いと思うところ」を考えて、それを1分以内に出来るだけたくさん言ってみるゲームをするのです。

一度、いくつ言えるかをやってみましょう。
10個言えたらなかなかのものです。

自分で考えた「相手の良いところ」は、少し振り返ってみましょう。

自分で時間内に言った内容を振り返ると、例えば「かわいい」、「きれい」、「美人」と言う形で容姿ばかり挙げてたりする場合もあり、ある程度いくつかの分野にまとめることができます。

容姿や性格、精神的な部分に、肉体的な部分、区分けすることで、その人のどこに魅力を感じているのかがわかると思います。

これは、友達とより深い関係になりたい場合にやってみると「褒め合い」になるのでとても良好な関係を作りやすい方法です。

また、仲の良いカップルも、遊びながらこんなことをやっていたりします。

あと実は最近、学校の道徳の授業でも「良いところ探し」をやっているそうです。

何グループかに分かれて、グループで話をしてから、相手の良いところを探して紙に書き、それを先生がまとめて、最後に本人に渡すのです。

そして、渡された紙を確認をしながら、書かれたことを踏まえて自己分析をするのです。

自分では何となく長所だと考えている部分が多く書かれていますが、そのことについては自信を持つようにすれば良いのです。
また、中には自分が想像もしていないことを書いてくれたりする場合もあり、その場合は新たな発見も出来ます。

相手の良いところを探すことは、自分の心も前向きになりますし、書いてくれた人に対して、やさしく接するようになります。

相手の良い部分をたくさんを見つけて、それを見習って、自分自身を育てて行きましょうね。

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