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流行の波に乗っているときの居心地の良さ

どちらかというと あまのじゃくな私が、この1年くらいは不思議なくらいに世間のブームにぴったりと乗ってきた。

Official髭男dismを聞き、鬼滅の刃に〝きちんと〟ハマり、毎日コツコツと「あつまれどうぶつの森」にログインしてゲームを進める日々。

あつまれどうぶつの森に関しては過去作のプレイ経験があつたこともあり ものの見事に熱中し、SNSの専用アカウントを作って睡眠時間を削って没頭している始末である。


兎にも角にも居心地がいい。

テレビをつければ知っている話題しか出てこないし、ネットのトレンドも手に取るように分かる。

今まで「アナと雪の女王」やドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」など、流行れば流行るほど私は興味無いとそっぽを向いてきたが、今年トレンドにあがったものはだいたい全部見てきた。時間の都合で半沢直樹は見られていないが、きっと面白いのだろう。

結婚して丸くなったというか、いらない意地を脱ぎ捨てたというか、そもそも私は何から身を守ろうとして鎧を着ていたのか。

皆がイエスといえば私はノーと答えることがクールだと思っていた自分がいたことも認めたくないが事実であったりはする。

世間の流行りをゆっくり分析する心の余裕が出来たことも大きいかもしれない。「すごく面白いんだって!」と言われてもまずは自分に余裕がないと口をつく第一声は「どうせ、」と否定的な語句から入りがちだ。

怒涛の育児生活の中に自分なりにいいゆとりが出来てきたということだと思いたい。

そしてこうして1年を振り返る感じが正しく年末だなと、手作りのしょうが湯を飲みながら温まる今日だった。


明日はゲームを休んで断捨離をする、明日こそする。ここに書いたからにはする。気持ちを奮い立たせて眠る。

今日もお読み頂いたあなたに感謝を。

2020/12/02 こさい たろ



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