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◆vol.6【外伝①】ここはプロを頼って!電子書籍の写真集出版で素人が失敗する3つのポイント

実体験をもとに、電子書籍で写真集を出版するために必要な時間・予算、準備することなどをまとめたnote連載。今回は、1部でも多く写真集を販売するために気を付けたいことを外伝としてまとめさせていただきます。

せっかく汗水たらして推敲を重ね、スケジュールを綿密に組み、プロモーションをがんばったとしても、販売の際に素人が下手に手出しをすると失敗する3つポイントに気が付きました。言い換えると、プロはこの3点に心血をそそいできます。

というわけで、販売前・販売後に気付いた点を本音でお伝えさせていただきます。
電子書籍の写真集はもちろんですが、電子書籍で文章を販売している方にも同じことが言えるnoteになりました。もし少しでも多くの方のご参考になれば幸いです。

ちなみに、販売前はもちろんのこと、販売後のさらなる販売促進としても有効なアイディアですので、すでに販売しているという方のご参考にもなるかと。

本編の前に、私について簡潔な自己紹介を掲載しますのでよろしければご一読ください。

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◆電子書籍の販売が伸び悩んでいる、そんなときは。

Kindleの場合ですが、「Kindle 出版」と検索すると検索窓の候補に「Kindle 出版 売れない」なんていうキーワードが上がってきます。紙の書籍や写真集と比較した場合ですが、電子書籍は誰もが手軽に出版にこぎつけられるようになっただけに、人と同じ努力をしているだけでは思うような部数を売り上げることはできません。

ところが、人より努力するといったって明確な「スゴイ」の優劣をつけにくい写真の世界。ただ努力するのではなく、努力にも「工夫」が必要です。時短というとズル賢いようですが、無駄を徹底して省くという意味では時短して努力しないことにはせっかくの写真集も販売ランキング下位でくすぶったまま埋もれてしまいます。

売れないまま、負け癖をつけてはいけません。
渾身の写真集が思うように売れないと、人はつい「もっと写真をこんな風に撮らなくちゃ」「写真をこんな風に編集しなくては」と写真について自責の念にかられがちです。

ところが、考えてみてください。売れない理由は「写真集の中身には無い」のです。なぜなら、紙の写真集と違って電子書籍の写真集は立ち読みができません。(Kindle Unlimitedという読み放題サービスなどの例外はあります)

そのため、中身に魅力がなかったから売れない、というのは電子書籍の写真集に関しては当てはまらないのです。マニアックな分野だったとしても、広いインターネットの世界では必ずどこかにニーズがあると断言します。

下記のような状況に、当てはまっていませんか?

綿密にプロモーション計画を組み、いざ電子書籍の写真集を出版!友人や知り合い、(それから人によってはブログやSNSの固定ファン)を中心に、始めは好調だった売り上げ。このまま販売の軌道に乗るかと思いきや 期待に反して売り上げは徐々に減少。再び売り上げを伸ばしたいが、具体的にどうしたらいいか分からない。

もしくは、プロモーションを工夫したにも関わらず、発売日は売り上げが閑古鳥。その後もなかなか思うように伸びずもっとたくさんの人に読んでもらうための工夫がしたい。

…ということで、今回の記事はこんな方におすすめです。

・電子書籍の写真集の販売が伸び悩んで困っている方
・さらなる売り上げアップを図りたいが具体案が分からない方
・写真集製作予算にゆとりがあり、プロの力を借りれる余裕がある方

前置きが長くなりました。

当記事を含めた「電子書籍で写真集を出版するハウツー」の一連記事は有料マガジンに収録します。全部で7つの記事を収録予定のマガジンは1,500円で発売中です。

単品で各300円~500円で発売している7つの記事すべてを拝読できて1,500円というマガジンは、価格にして600円~最大1,000円ほどオトクになります。

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