選挙総括1。自民党と公明党
『選挙は何万回と行われ、公式データが残っている。
だから冷静に分析すると「かなりのことが事前に分かる」分野。』
これは、コチラの記事でも書いた通り。
つまり『定石』『勝つ戦略』が明確に存在する。
朝日新聞の記事『野党共闘、当落を分けたものは?』よりも、僕のマガジン「選挙について」の方がよっぽど質が高いです(泣)
さて
で、データを用いた選挙総括。
まずは自民党。
*自民党と公明党は立候補者調整をバッチリ行っているため「自公」一体として定義して分析しました。
【前回比107%でバッチリ。】
本当にあっぱれ。
完全に脱帽。恐れ入ります...。
■全国11ブロックの比例代表各ブロックの獲得票数
なんと。
きれいに。 ほぼ「前回比107%」で説明できる。
*前回比107%=下記グラフのモデル値(真ん中の斜線)
これ「間違いなく優秀な企業です(笑)」。
誤差がほぼ±3%程度。
今回、維新の影響を受け近畿では大きなギャップが出ましたが。
それは仕方ないですね。
【めっちゃ強いし安定してる。】
あたり前なことですが
この結果から分かる事。
圧倒的に
■どこでも強いし
■安定している。
これは手強いよ...
ちなみに下記が詳細データですが
・過去実データとの関連
・ミクロな、現場・質的情報を加味した分析
・近畿だけモデル値と違うことの説明など
は別途していきたいと思います。
【野党の勝利には「賢さ」も必要。】
当然ですが
これだけ「強く」「安定している」相手に対し
「定石がある分野での戦い」なのだから
野党は【賢くなければ勝てない】。
ということで
各党の獲得票数についても、モデル値(式)を算出したので
それを基に考察を深めてゆきたい。
上記の自公においては「計11ブロックでの、モデル値と実際の獲得票数」との相関係数は0.990、正の相関関係が明らかでした。
モデル値が増えれば/減れば、実際の数が増える/減る、と言える。
で上記のように各党についても「非常に正の相関が高いモデル値」が出ているので、その解釈を深めることで各党に役立ててほしいと思います。
続く、、、、
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