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都知事総括③得票数と評価

<各候補者の得票数:小池ゆり子の一人勝ち!?>

下記 主要候補者5名の獲得票数(僕の予想)
小池ゆり子  366万(360万~)
宇都宮けんじ  84万(120万~)
山本太郎    66万(55万~90万)
小野      61万(52万)
桜井誠     18万(11万)
 ということで、かなり読み通りでした;自画自賛。

これをもって「小池ゆり子の大勝」で終わらせては意味がないですので、事前予想との差分(つまり基礎票以外の要因)という視点から評価していきます。

言い換えれば
 ・選挙活動量
 ・選挙活動の戦略  の評価ですね。

その視点で言うと....

<小野たいすけ 一人だけ大勝!!>

●小野たいすけ +9万(117%)
       ・山本太郎得票の92%
       ・昨年比例の維新得票数の1.8倍

 実は小野さんについては「東大卒でコンサル経験がある元熊本副知事ということで(略)経営層(保守支持層など)からの票を獲得」と簡単に触れただけ(記事コチラ)でした。
 この経営的候補者を支持する保守層は約100万人います。(2011年渡邊美樹101万票、95年の岩國哲人+大前研一で124万票) なのでMax100万票とは思ってました。 
 とはいっても「維新が伸びていると思ってなかった」ので意外でした。

 2013年、”有名人の山本太郎”が各党の支援を受け獲得した66万票
 2020年、”れいわの党首の山本太郎”が獲得した66万票

それに対し「全く無名からはじめて61万票」
お見事! という他ないです。(まとめ記事はコチラ

補足:
●小池ゆり子 +6万(101%)
僕が「投票率50%想定で基礎票積み上げ360万票以上」と予測していたので、通常より高い投票率でこの程度に収まったという意味で、僕には大勝ちには見えませんでした。
 選挙活動量、戦略の視点では「シンプルに戦略1で勝利。以上」。
 歴代2位の得票数ですし、圧倒的な勝利ですから〇(勝ち)は文句ないですね。

<逆に、宇都宮けんじさんは、一人負け。>

本当に残念...。ずっと応援・支援してましたから。(記事コチラとか)

でも、将来のためにも事実を受け止めなきゃ

●宇都宮けんじ  -36万(ナント予測の70%以下)
当初は「基礎票が200万票ある」と思いましたが、「連合東京が小池支持を明確にした」影響を加味し、そこから50万超減らしたとしても....。 
 これは想定以上に低かったです。

 大きな要因は池戸さんの読み通りに「立憲をまとめられなかった」、「基礎票を固められなかった」点ですね。 他にも理由はあるのでしょうが、太郎の分析が終わったら詳細に見てみたいです...。
(池戸さんの記事はコチラ

<桜井誠の18万票。これも躍進!>

●桜井誠 +8万(164%の躍進)

なのですが、得票数が少ないので詳細分析は後回しでお許しを。
ただ2点。

都知事選でリベラルが勝つために一番の敵は「都民の無関心と保守性」と書いてきました。(コチラ

それは保守層が大きな票田だからですね。
だから保守ターゲットで継続的に活動を続ける彼
今後も注目は必要だと思います。

どうやら、その「一番大きな票田が割れている」ということのようですね。
今後勉強したいと思います。 良記事はコチラ

もう一つは
●ポスターが素晴らしかった!!
【POINT1】自分のターゲット(保守層)に受ける日の丸背景、清潔感。
【POINT2】都民税ゼロ

 コチラ まじで同感です!

まさかコチラと同一人物とは....



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