僕は歩くと棒に当たる

好きを仕事に vol.2:失敗が人を成長させる

こんにちは!りょうたろーです!
今回はぼんやりと想いの輪郭が見えてきたところから会社の立ち上げ、そして初事業の大失敗をお届けします!

好きを仕事に vol.1はこちら

君は社会人としての基本持ち合わせてない

想いが高まってきていた起業する1ヶ月前、ピアノ教室に色々と取材していた中で、ある事業者さんにメールで連絡した時に送られてきたメールの一部がこちら↓

超有名は大手IT企業の方から経営者どころか社会人としての最低限な基本すら持ち合わせないとはっきり言われました。ちょっと凹みましたよね。。。

でも思いました。。。


。。。


知らねーよ!


最初から完璧な人なんていないじゃん!完璧になるのを待ってたらおじいちゃんになっちゃうし、完璧になれる日なんていつくるか、一生こないかもしれないじゃん!だから早く挑戦して、いっぱい失敗しょう!
そんな生意気なことを思いながら、このメールの送り主には「なるほど!すいません!わかりました!」と伝えておきました笑


事業内容は出したい価値

子どもたちにはやりたいこと、好きなことをやってほしい、そう考えていた時にふと思いました。

そもそも子どもたちは自分の好きなことに気づいていないのではないか!?

だとすると色んな体験ができるような事業をやろう!具体的には月額制で毎月6つ以上自由に体験を選べる、体験のセレクトショップをやろう!そう思い自然体験やクッキーづくりなど様々な体験ができる事業を始めることにしました。
(実はYouTuber Academyを始めるために会社をつくったわけではないのです)


子どもたちには幸せになって欲しい

これに対して反対する人はいないでしょう、そして一番そう願っているのは僕らよりも、親御さんだと思います。じゃあ幸せってなんだろう?どういう状態が幸せなんだろう?そう考えた時に好きなことができている状態こそが幸せである、というのが僕が出した答えでした。そしてそれは大人に限ったことではない、子ども時代にも当てはまることではないでしょうか。


自信が人生を豊かにする

自信のある子って強いですよね〜自己肯定感や自己効力感が高くて、失敗を恐れずチャレンジできる、チャレンジできるから可能性が広がっていく。そんな子どもたちに育って欲しい、じゃあ自信はどうやって育まれていくんだろう?それは自分の好きなことできた!応援してもらえた!という経験の量と質です。孫泰蔵さんが子ども時代に小さなことでもすっごく褒められて育ったと仰っていました。君はできる!そう言われて育つうちに、最初は根拠がなくてもチャレンジしていくうちに本物の自信へと変わっていきます。


FULMA株式会社設立

2016年7月4日FULMA株式会社を設立しました。
HPもなく、お金もないので会社のルールブックである定款などの必要書類を自分たちで調べながら作ったのは結果とても良かったと思います。また自分の場合は周りに起業家が多かったので、細かい部分について教えてもらうことができました。

よく失敗したらどうするの?不安じゃないの?

と言われたりするのですが、僕も起業を本気で考えるまでそう思っていたので気持ちはとてもよくわかります。でも、何が不安なのか、何がリスクなのか、書き出してみると意外とないのです。
例えば、

【スキル、能力、人脈について】
Facebookのマックザッカーバーグさんも若いけど頑張ったわけ、20年後にスキルと人脈を作ってからスタートするよりも、今スタートして迎えた20年後の方がずっと自分の出来ることが多く、ずっと能力は高いだろう。

【お金について】
3000万ぐらいなら北海道で家を買ったと思えば払えない金額じゃないし、死ぬことはないだろう。

【新卒ブランドについて】
そんなブランドに頼らなくても君が欲しい!って言ってもらえるように頑張ればよいだろう。

【プライド】
起業しました!って言って上手くいかなかったらカッコわるいって思われるかもしれない。でもその見栄のプライドなんて鼻くそよりも価値がない。

僕の場合はプライドの部分、やる!と言ったのに出来なかったら恥ずかしいという想いが自分の中で強いことがわかりました。でも上にも書きましたが、そんなの鼻くその価値もない、それに自分が思ってるほど周りの人は自分に興味がないということです。自分の誕生日は覚えていても、親しい人の誕生日ですら意外と覚えていなかったりします。自分にとって大切なことも、他の人からすると気にとめるほどのことはないです。つまり失敗しても、一瞬残念だったね〜と言われて、すぐにみんな忘れるのです。だとしてらそんな見栄プライドなんか捨てて、チャンレンジする方がずっと面白い、そう思いました。


広報の仕方がわからない

さぁ!事業内容も決まった!あとは参加者を集めるだけだ!

。。。


。。。


どうやって集めればいいんだ?


そう、集客の仕方が全くわからなかったのです。
どうやらGoogleやFBでも広告を出せるらしい、ABテストとかいうものをやって最適化するらしい、でもどれもわからない。

そこで行ったのが、まず自分ができること、ビラ配りポスティングでした。

しかしどのぐらいビラを刷ればいいのかも分からず、注文した枚数は


10000枚!!!

何を隠そう、ミスったのです。
本来1000枚で良かったところを1桁間違えて10000枚印刷してしまったのです。家の中がダンボールだらけになりました。

本当に雨の日も風の日も配り続けました。そして分かったこと、
それは、、、



しんどい!!!


ほんとしんどい!この一言に尽きます。配っても配っても終わらない。でも事業までの日にちもない。ちまちま配ってても終わらないので、タワーマンションを攻めることにしました。そこでセキュリティレベルの高さと内装の豪華さ、空間の贅沢な使い方に驚きながら、粛々とビラを配ったりポスティングをしたりしました。しかし結局10000枚は配り切ることはできず、8000枚程度配った段階で事業当日を迎えることになりました。

俺たちはこれだけしんどい中で頑張ったんだ!あとは事業に来てくれる子どもたちのために頑張ろう!そう思って初の事業を迎えることになるのです。


大失敗の初事業

めちゃめちゃ頑張ってビラを配って迎えた初の事業当日、まず

参加者ゼロ

そう、参加してくれる子どもは1人もいなかったのです。これはショックでした。あんなに頑張ったの。。。

しかし凹んでいるヒマはありません。今回は本番と同じようにリハーサルの気持ちでやろう!そう決めて借りた会場に行き、準備をしていました。初事業の実験はYouTuberの"すしラーメンりく"さんの「ドライアイス爆弾×スーパーボール」という実験を参考にしたものを子どもたちと一緒にやろうと思っていました。簡単にいうと、ドライアイスを気化させてペットボトルを爆発させ、そのエネルギーでスーパーボールを花火のように散らせるというものです。
(見ていただいた方が早いかもしれません)動画はこちら

大きな音がなる可能性があったので、事前に上と下のフロアの人に

「あの〜一瞬大きな音がすると思うのですが、驚かないで下さい」

と伝え、同じように同じフロアにいた管理人さんにも伝えると事件が起きました。

警察呼ぶぞ!今すぐ出て行け!

ノリかな〜と1%思いましたが、完全にキレており、

「身分証だせ!(パシャパシャ)」
「こっち向け!(パシャパシャ)」

と写真まで撮られ、本気で怒っていました。やばいな〜と思い、きちんと謝罪をしたため警察を呼ばれずに済みましたが、初めての事業は参加者ゼロ、会場を追い出されるという記憶に残る、散々な結果からスタートしたのでした。
事件現場のブツ↓

次回は事業が伸びない苦悩と原点回帰、YouTuber Academyができるまでをお届けします!

子どもたちがワクワクするあったかい世界をつくりたいなぁ♨︎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?