第19回 私の大学受験と現在の大学受験の比較
皆さんこんにちは。たろ坊です。
突然ですが、5月15日にニュースになった内容をご存知でしょうか?
早稲田大学の入試時にスマートグラスによりSNSに入試問題が流出した事件です。
今回は私なりに大学入試の過熱具合について過去の経験を踏まえて考えてみたいと思います。
1.私の大学受験(現役時)について
私が大学入試を受けたのはかれこれ10年ほど前でした。
私の高校は埼玉県で偏差値が現在56ほどのTHE普通の公立高校でした。
私の高校からは早慶の合格者は1名、MARCHは10名程度いるかどうか、国立の埼玉大学は3名程度、大学進学をしないで専門学校や短期大に進学する生徒も多かった印象です。
私は小学4年くらいのときから個人塾らしきものに通っていましたが、勉強が好きではないし得意ではない生徒でした。高校についても内申点や現状を踏まえて行けるとこになんとなく進んだ記憶もあり、高校受験を真剣にやったかというとあまりやっていないと答えます。
そのことから高校入学後の2年ごろから大学試験はしっかり勉強をしていい大学に入りたいと考えるようになり、2年生の夏ごろから東進ハイスクールに入塾しました。
しかし、そもそも勉強を努力する以前に私は勉強のやり方や、集中するための本気度、長時間勉強時間を確保して勉強をした経験がありませんでした。
有名大学に受かるための努力の量も質もわからず終わってしまいました。当時はとても甘い考え方でした。
現役時には明治大学3学部のみうけて全落ちの末に浪人をすることになりました。
2.私の浪人時代19歳
浪人時期について4月入学から翌年2月頃の私立大学の入試まで、代々木ゼミナールに入り勉強をしていました。当時は英語がやはりカギということもあり、英語から日本語に変換はせず、英語のまま理解するためにひたすら音読、音読、音読をしていました。(笑)
また、政治経済については小泉先生という先生に出会い、基礎を学びやり細かい知識もわかりやすく教えたもらいました。本当に神授業でした。
国語も苦手でしたが、現代文の笹井先生や、古文の梅澤先生のおかげで普通なみになれました。
なお、私は私立大学専願だったので、英語、政治経済、国語の三科目受験でした。
大学入試については当時は19歳だったこともあり、周りもよく見えていないため、勉強に打ち込む環境があったと思っています。
当時の入試はいまほど厳しくはないこともあり、念願の明治大学に入学することができました。
しかしながら、10年経過した大学受験については本当に厳しい戦いになっていると実感をしています。
3.現在の受験戦争について
中学受験をするには小学生は3年生から入塾をして5年生頃になると大学入試の勉強並み、それ以上に勉強している生徒がいるのです。その時の記事はこちらになります。
私は早いうちから長時間勉強をすることの大切さ、真剣に勉強に取り組み努力する大切さが必要であることを実感しました。それは高校受験などにも言えると思います。
また、大学の入試形態も変わってきており、内部進学生や推薦入試の割合が上がっており、一般入試による難関大学を進学することが不利な戦いになっているのが現状です。私が受けていた一般受験による入試が時代遅れになりつつあるのです。
そんな厳しい受験戦争の中のプレッシャーは高校生にとっては計り知れないものになるのでしょう。
4.早稲田大学入試スマートグラスによる不正について
受験戦争が苛烈になり、親からのプレッシャーや、いい大学に受からなければ人生がダメになってしまうと思う高校生もいるかもしれません。
やはり、現在の就活ではいまも学歴のフィルターがあることも事実です。しかしながら本人が取り組む現場思考型の経験や、課外活動など学齢以外でも企業は見てくれます。
今の高校生やその親御さんに大学入試が全てではないと伝えたいと思いました。
本日もありがとうございました。
2024.5.19 たろ坊
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